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2024/04/26

The GAME haS JUst begaN



SAW 4 / ジョン死すとも、有言実行のジグソウは死なず


『SAW 4』





待ってました、大将 !!!


3で、頑固なラーメン屋の親父のごとく
こだわりのスープのレシピを伝えず、死去したジグソウことジョンが
パンクズを撒いておいた道を発見したかのような今作、
4とかいいつつ、内容は3と時間軸が平行という、ひねくれ展開!


前回でのよもやの失速を取り戻すかのように秀作!


甦った! 映画もジョンもフェニックスのように蘇生した!




お決まりの人体DIYなグロシーンも折り込みつつ、
ジグソウの「人生猛反省ツール」も
エレガンスさを取り戻しつつ、キレは確実で


なんといっても、ジョンがジグソウへと変異した事情が明らかになり、
弱り目に祟り目っつー勢いで、一気に悟りの川を渡り、
ムコウの人になっちゃうクダリがかなりよかった!


そして、「ジグソウはみんなの心にいるよ・・・」な
アレ?ゴッドファーザー?的、保護者視点!


かかか、カッコいいっ!! (胸毛、想像以上にボーBOWだけど)
し、シビィーっvvv (胸毛、予想外にモジャってっけど)
そして、ヤダ、ちょっ、趣味パンクじゃね?


グルグルほっぺに裂けた口ぃ~


だってさ、↑ のコイツ。
ジョン夫妻の産まれてくる待望の赤子の為に用意した
ジョン、手作りの赤ちゃん用玩具なのよ?!


・・・・怖いよ、おとうさん。。。。
なんか、浮かれた要素がちょっぴりもねぇよ。。。。




人生において、迷ったときに役に立つ


「初心に返れ」


「最初に戻れ」


「時間とは幻想」


といった、訓言を伝えるべく、
実に、身に染みるギミックが盛りだくさん☆






ジョンよ、あなたは偉大だった・・・・ッッ。。。。






あとさ、化け物アゴ男の歌声はもう、古臭い。



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2007/12/04 映画 Trackback() Comment(2)

2人のため世界はあるの



バカ姉弟 / 安達 哲




『バカ姉弟』 全5巻 /  安達 哲






生々しく、猛々しい、そして美しい女像を描かせたら No1の
毒作家の上澄みがここに結晶。




物事を斜めから見る意地悪な視点もありつつ、
性善説派のような、登場人物たち、


まるで憑き物が落ちたような、
いや、何かが開いたかのようなその振り切った叙情ぶりに
ズッキンドッキン!   な、なにごとじゃ!




2人だけで暮らす、フクフクしい双子の3歳児 おねいと弟。
その愛らしい子らの、地に足の着いた生活ぶりと言動に
翻弄され、ラブがとまらない状態の地域住民。


ジジババタウン巣鴨で、両親が迎えに来る短い間
アイドルとして、一身に神仏を拝むかのような愛情を受け
バカ姉弟と呼ばれてかわいがられる姉弟のピクシーぶりに
ジジババならずとも、ダウン=3


無駄に甘やかされる事を嫌い、ソリッドな魂を持ちつつ、バカ。
人生の真理を知りつつ、世に長けているのに、バカ。
賢くて利発なのに、バカ。


そんな素敵なバカ姉弟にじゃれてくる、
ちゃんとした大人の愛目線と
ご姉弟の面倒をみてる志津香さんの深い愛に


世の中ってそんなに悪くないのかも 
と思わされる事も意外ながら、


おねいが大きくなって最後につぶやく台詞


「迷っちゃった、でも大丈夫、きっと誰かが助けてくれるわ」


はもう驚愕!!!




・・・・安達作品でよもや、
女がこんな台詞を口走る日がくるなんて・・・・







コレはアレ、やっぱ子育てとかして、こうなって欲しいっちゅー
夢やら願望やら、子供に傾ける盲目的な愛情を経て、
理想でも、夢でも、綺麗なものは綺麗として
とっておく事ができるよう、そうあればいい、と
思えるようになったって事!?


人は経年で擦れるだけでなく、磨れる事もあるって事?




何はともあれ、最後、庭の缶を掘り出す志津香さんの姿は
安達女性の真骨頂。


見事なり。




2007/11/29 漫画タイトル は行 Trackback() Comment(2)

質素倹約



「フィスト・オブ・レジェンド」 ジェットリーvvv



『フィスト・オブ・レジェンド / 怒りの鉄拳』






ご存知、ブルース=リーの 爆笑必至なソウル炸裂映画
「怒りの鉄拳」のリメイク。


全く別物ながら、突っ込みどころ満載な佇まいは継承され、
徹頭徹尾、ド肝を抜かれるレジェンド技に、K・Oー!



えーっとなんだかアレですよ、時は清朝末期、
侵略され低迷混迷を続ける中国、
期待の星として武術大会で、連勝を続ける霍元甲(フォ・ユァンジア)


その師匠が日本人相手にまさかの大敗、しかも死亡!


そんな予想外の訃報を聞きつけた、1番弟子リンチェイ。
大慌てで帰国し、師匠が毒殺された事を自らの手で墓を暴き、
自らの手でレバーを取り出して証明!


赦すまじ!日本人!と怒りに燃える精武門!


そして突然戻ってきた、キラ星リンチェイにジェラっちゃう、
ほどよく出来損ないの実の息子。


そんなこんなで、内外にドラマが勃発し、
最後はいささかクールにシメちゃう?みたいな? 内容で、


もー、今までさんっざん、描かれてきたクソ日本人!的描写が、
本家の奴よりは緩和され、いい人もいたりみたいな感じなんだけど


その いい感じ演出 が吹き飛ぶテポドン並の破壊力をもつ
リンチェイの角刈りッッッ!!! そして、日本語ッッッ!!!


おぉぉぉおぉ・・・・


ちょ、  っとコレは・・・


リンチェイの学ランスタイルv 桃色吐息を吹き飛ばす、
俺の海的、角刈りスタイル。 
あの年をとらないプリティーサル顔に、エッジーな角刈り・・・・


ちょ、この玉は拾えないよ・・・


そして、ハラハラさせる日本語の台詞。


「ボクデース」
「ナジェ、ココニ?」
「イナイヨv イチャタヨー」


アレ?このドキドキは恋? ヤダあたしったら、マジホの字?
と、不整脈に見舞われてたら、そんなの恋じゃねえっ!
ってな感じに炸裂したのが、中山忍。


これは・・・・・ゴクリ


忍・・・恐ろしい子・・・・そして本当に凄い人!


え?現地の人?ってな具合にタドタドしい日本語の台詞!
そして、稀に見るぎこちない演技・・・・!


まさにワールドグローバル!真の国際派女優!


ある意味、よその国でしか成り立たないから!




その他、
・リンチェイ、忍と墓のそばで掘っ立て小屋暮らしv
・リンチェイ、ラベンダー色の学ランってあんた!
・リンチェイ、荒野の決闘!夢の角刈り対決!
・リンチェイ、どうみても日本人じゃない日本人将校とナイスファイト!
・リンチェイ、アクションはカッコイイけど、そのステップはどーなのか?
・リンチェイ、イリュージョン☆


等々、盛りだくさんでお届けするヨ!




伝説の一端に触れてみろ!




伝説の恋人達 安請け合いのチェンジェンと、依存体質のミツコ

2007/11/24 映画 Trackback() Comment(2)

リゲイン



ひたすら走るジャック



『24 twenty four』 


         Season1~5








すべてはここから始まった・・・




この物語はワーカホリックな熱血中年が
その仕事に全てを、惜しみなく、勢いよく、とめどなく捧げ、
哀れなまでに何もかもがその手の平から滑り落ちていく・・・


そんな、涙なしでは観る事ができない、
怒涛のランニングドラマシリーズである。



CTU テロ対策ユニットにて パワートゥ ダ USA の敵を
日々退け、予防し、叩き潰す事に血道をあげてるジャック=バウワー


多分性的にちょっと問題でもあるのかな?ってな具合に
変質的なまでに短気で暴力的な 強引グ マイ ウェイスタイルで
マッチョイズムを貫く、ジャック。


そんなUSA大好き! 仕事命!! なジャックが
まぁ、家族を人質に取られてみたり、
やれ職員を人質に取られてみたり、
裏切られたり、潜入したり、1回死んだり、復活したりと、


なんか男塾的な軌跡を描いて、
身命をとして、USAを守る!守りきる!
汗と涙、リンパ液と血と硝煙やらウイスルやらにまみれた
大忙しの24時間の様子なんですけど。




もーなんつーのかなぁ、
ジャックの過剰さに、テロとか犯人とか霞むっつーか。
若干、ジャックの態度で、敵の言い分が正しく思えたりとか


ジャック、女運ねぇな ってか、かなりのさげチン?
とんでもねぇ、ハードラックメンっつーか。
トラブルメーカーっちゅうか、シーズンを追うごとに
そのヒーローぶりも増してきてるんだけど、
かつ人格も大破してきてるんで、
ホント全然うらやましくないアメリケンヒーロー。




こんなに全てを捧げ、投げ打って勤務して、
これ、手当てとかどんだけつくの?とか
労災とかきいてんの?とか
雇用条件が気になったり、


ちょっとはお腹に入れたほうが、力も出るよー?とか、
決め付けるのはアンタの悪い癖! とか、


ほんと老婆心すら湧きまくる、
ナイスガッツストーリーに
当然のごとくヒーロー度インフレを起こしかけた展開に、
目が離せず Doki ☆ Doki !



白鬚の、近年の年末年始は
出揃った最新シリーズを観る事に概ね傾けています。



・・・・寂しくないって! 


むしろ燃えてるって!!



2007/11/15 その他 Trackback() Comment(0)



not simple オノナツメ



『not simple』
 オノ ナツメ







これもまた、やるせない情を持たざるをえない、
人間が最初に所属するコミュニティ・家族の話。





世界一不幸な男ランキング上位に軽々ランクイン出来る
世界ヘビー級不幸チャンピオンの主人公イアン。




自分が不幸とかジャッジできるほどの余裕もなく
ただ欲しい物・家族のぬくもり が明確にあるため、
それを求めて、ひたすらさ迷い歩くハードなワインディングロードを


淡々とした線と絵で
フランス映画のようなコジャレた感じで
シンプルにつづりながらも、
全然っ、シンプルじゃないストーリーと、


タイトな台詞回し、


イアンの笑顔にズガン=3 とやられる
濃厚な悲哀の1品 




いやぁ・・・泣く ってか笑う。
竹中直人の「泣きながら笑って怒る人」みたいになる。


イアン、全然悪くないんだけど、
イアンの馬鹿!って泣く。




過剰に不幸を列挙するわけでも、
スキャンダラスな話題を羅列するわけでも、
オサレ一本やりで、凝りコリ画面に始終するわけでもないのに、


この吸引力。





シンプル イズ ベスト




2007/11/11 漫画タイトル な行 Trackback() Comment(4)

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