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2024/04/27



ミスミソウ / 押切 蓮介


暗い! 重い! キツイ!




通常、お化け相手に肉弾戦を挑み撃退-☆とかやってる
ホラーギャグ作家の 「怖」 のソリッドな表現に 唸る。




何もない、何もな~い過疎の町の
廃校が決まった中学校に転校してきた春花。




冬は雪に閉ざされ、自然を満喫しきるしかない
鬱々とした空気に飲まれたぶっ壊れた生徒と教師。




東京に帰れ!という台詞に滲み出る、
嫉妬と嫉みと羨望と排他気質で春花を虐めまくる同級生。


家では絶対に悟られないように振舞う物静か少女春花。




通常の酷い虐めだったはずが、
なにもないまちに飲まれるように
自分の鬱屈を一時でも忘れられるようにと
ドンドンエスカレートしてゆき、常軌を逸した馬鹿どもが
春花の家に火を放ち、春花の家族を焼き殺す・・・・。




卒業まで耐えていたら、雪を割って咲くミスミソウのように
小さく笑える日が来るんだと信じて、
今をやり過ごしていた春花の、


家族だけには心配、ましてや手を出されるなんてしたくないと
我慢に我慢を重ねていた春花の、




大事なものが全て奪われた時、人は修羅に変わる。






鬱々とした閉塞感漂う、鄙びた田舎町の空気が重い重い!
あれね、雪に閉ざされる田舎には近寄んなって事ね!


映画「変態村」しかり、嫁姑殺人が一番多い事といい、狐つきのお払いといい、
日照時間が関係あるとはいえ、オチるもの! 気分!
拭いきれないロコルールがあるもの!





春花が復讐鬼と化する2巻が出るまで、実にイイ所で放置プレイ!



凄いものがみれるよ! 


座して待て。





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2008/04/13 漫画 連載中 Trackback() Comment(0)

さ迷える子羊達へ



混沌とせし、現代日本に舞い降りた神、2人




八百万の神が跋扈する神威の国 日本で
元人間、現・神の二人は何を見、何を感じたのか―?







『聖☆おにいさん』 セイント☆おにいさん /  中村 光





悟りを開きまくって最終ステージに立ったブッダと
アンビリーバボーな生まれの大工の息子イエスが
バカンスの間、立川 TOKYO ジャパンに舞い降りる!




神様が居すぎて、宗教不在の国の住民のはずなのに、
繰り出される、それぞれにちなんだ宗教ネタで笑えて
無宗教なのに、くだんの宗派の小噺を結構知ってるじゃーん!
っつー事に気づかされる目からウロコなゆるギャグマンガ。




今や、鬱屈した欲求の鬱くさい代名詞となった感のあるあの指導者も
ここ、立川でバカンス中は、
マイペースで調子に乗り易い楽天家タイプのロン毛の兄ちゃん。


人間から出世っつーイレギュラーな成り上がりスピリットで
道を切り開いてきたあの人は、お金や道具の使い方に細かい
神経質な気にしぃの生真面目なパンチの兄ちゃん。






最近、世の中が喧しいのは、ヤツラがバカンス中だから?






偉大ナリ手塚治虫・・・・っ!!!!!






2008/04/09 漫画 連載中 Trackback() Comment(2)

俺の駒光ってるか?



ハチワンダイバー / 柴田ヨクサル<<




『ハチワンダイバー』 6~続 / 柴田 ヨクサル




ハチワン→81 9×9=81の将棋の盤目に潜る!
将棋の深遠に触れんと欲す! そんな将棋漫画。


もーね、今までにも将棋漫画はいっぱいありますよ!
その中でも、この道!と決めた求道者達が己の道を魁ん!とばかりに
結構、奇行を熱く繰り返したりしてますが、


これもね、そんな将棋を「我が人生!」と定めた、
人生体温の高い人々が金を掛けた真剣勝負で将棋を指してる訳ですが!




もうね、絵が気持ち悪い・・・


プロになり損ねたサエナイ、井の中の蛙的な
勘違い系の青年が主人公なんだけど、
その、勘違い野郎の出鼻を挫く、ミステリアス女が
秋葉で、メガネっ子で、メイドで巨乳!そして将棋の腕はバカ強!っつー
もー、なんか要素詰め込みすぎてなんだかなーな設定。


しかも、巨乳って鍛えた黒人のケツぐらい盛り上がってるからもー
乳っつーか肉っつーか、有難くない。
しかも、きょーりょくファット! 巨乳っつーかそれはデブ?




とにかく、将棋師として意地と金を掛けて、
テンパリ気味の勝負を繰り返す、キン肉マン Go ファイト方式の
上り詰めろ、将棋峰!+ 将棋しかしらない男のほんわかラブvな展開。




手がどーのこーのとかゆー話じゃないから、
あんまり将棋知らなくても楽しめるけど、絵がキモイ。


たださー、番外編で、
四平っつー、釣しかしなかったからこーなったっつー浮浪者のおじぃを出して
つりキチ三平をおちょくったりするセンスが!
絵は気持ち悪いけど・・・




・・・・そうね、一本道を直進行軍すると、
人生に悔いはなくてもつぶしは効かんもんね・・・・(苦笑)




リスキーウェアードゥーウィーゴー?だもんね・・・・・・




2008/03/22 漫画 連載中 Trackback() Comment(0)



ドエリャー事になった魔人探偵 脳噛ネウロ14<<


『魔人探偵 脳噛ネウロ』 14~ / 松井 優征







もともと、パンクな登場人物と、斜め視点の皮肉ユーモアで
小気味イイほど、ギリギリChop なキワキワ路線を走ってたのが、


今回で、大化けっ!!!!!


超神水飲んだら、スーパーサイヤ人になっちゃった☆ってぐらい
ブっ飛んだ、ハードで骨太な展開にっ!!!!!!




もともと、人間が悪意を振り絞り犯罪を犯す際の隠された謎を解き、
その 謎 を主食としている、ドSの魔人ネウロが、
人間界で、動きやすいよう、関わった女子高生 弥子 を傀儡に、


メーター振り切れた犯罪者とそのコミュニケーションを楽しむという
ぜんぜん推理関係ないっつー、娯楽世相皮肉り系な話で
なかなか、自分勝手なイカレ思想を自信満々に展開させる、
ベースが病み病みな人達を、 あーこんなやついるわ!
って笑う話だったのが!




じゃあ、悪意でなく、呼吸をするように、
朝一でトイレに行くように
自然に気張らず、人を苦しめ殺すのが大好きな、
真性のフリーキーが相手の場合はどーなのか?


っつー、ね。コレ、実際の犯罪心理分析とか、
その後の罪と罰話でも問題になる、
そして最近多発の、同じ言語は使っていても話通じない系の
脳に変異、とかDNAからピーしてるとか、
良心どころか、何もない、でも一応、種としては人間っつー


やっかいだなー、もうちょっとわかりやすく異形なら、
簡単に駆逐するのにさー的な、


でも、その暴力性向と圧倒的な暴力スキルにおいて
桁違いに突出した相手に、
実際は命辛々でも逃げれるかどーかっつー 
ちょっと イマジンしただででも、足冷える程の
闇闇な人間が相手ならどーなのか?




っつートコに行っちゃったから!




そして、その絶対悪の人物の怖い事!
白鬚、たいがい、漫画はモチロン、本やら映画でも
ドキュメントを除いて、登場人物にビビル事はないんだけど、


どーした事か、マジ、ビビッタ。
特に劇画調とかではないのに、
そして、特段異形さを強調してる訳でもないのに、禍々しい。
目ぇそらしちゃうぐらいのハードプレッシャー。


佇まいでそれなら、いわんやとる行動たるやって話しですよ!


コレ、ジャンプでよく通ったなっつー、
なまじ青年誌だったら、大問題作だぞっつーほどエグイ。


いや、今までもね、笑いでデコレートしてエグかったけど、
これは・・・・正直トラウマるかと・・・・。


だって、あまりの衝撃に怖い人の名前とか覚えてねーもん。


つかワンピースと同じ雑誌って!・・・・カオスだな、ジャンプ。




やれ、吾代がカワイイ!だの
吾代はホンッとバカでカワイイなぁvとか、
吾代ってば、いじめたくなる程カワイイなぁ ♪ とか、
そりゃ、社長もカワイクてほっとけないよなー吾代は とか
さんっざん、浮かれてきた桃色吐息も消沈。


今まで話を盛り上げてきた人たちが
ペロッっとブースター扱いになる怒涛の展開に鳥肌!






明らかに、もの凄い分岐を迎えてる作品を
タイムリーに目撃、ドキュン ― ☆ しろ!







そして、この話が作者の意図するまま展開できますように!




2007/12/09 漫画 連載中 Trackback() Comment(0)

Dead or Alive +1







彼岸島 / 松本光司 


「彼岸島」












  『彼岸島』 

  

   20~ / 松本光司




























■ 彼岸島という名の孤島
■ 行方不明中の出来の良い兄
■ その兄の免許証を持って現れたお色気ねぇちゃん
■ お色気ねぇちゃんを監視する吸血人間



そんなミステリーにならざるをえないイントロから
ズバン!と走り出す、



リーダーシップを発揮する友人のケンちゃんとつきあう、
幼馴染のあいつが好きで、モンモンとする明の
ちょっぴり、いやかなり!ハードなグローインアップストーリー。



成人するまでの通過関門としての思春期をデフォルメしたら
若干、トバしちゃったけどまぁこんなもんかな?って感じの
孤島で起こるトラブルの詰め込み方がハンパない!



当初、病気としての位置づけで
「人の血を吸わなきゃ生きられない。それ以外はおおよそ普通」
みたいな感じだったのに、回を追うごとに
吸血サイドは、理性をなくし、より残酷にと肉付けされていき、
戦う、非感染者の人間側は唐突に修行を始め、より超人へ!



戦え!さもなきゃ明日はねぇ!ってな感じに悲壮感を増した
小さな島で、お互いの存亡(つっても島内だけの話だけど)
を賭け真っ向勝負!ってな具合にトントンと展開。


そのゲームのようなサクッとした展開に味付けするように
残酷描写も敵のグロさも加熱。




吸血鬼に血を吸われると、
目が見えなくなり、四肢の力が抜け、大失禁、
そしてエクスタシーを味わうという、
絵面になんともユーモアが漂う感じのだったのが、



吸血鬼、やっぱ生が一番だぜ。とかいって、男は拷問後、
女はそれにレイププラスの後、四肢切断して、
フレッシュな血を好み、それは俺んだぜ!と取り合う
文字通り鬼畜、モンスターとして描かれてるし、



吸血鬼からさらにその上の鬼になったりもして、
ソレなんて最早、人間が原型だなんてわかんないからね。
ちょ、マジ?ってな感じで、初期ショッカーぐらいグロいし怖い。 



果たして、悪の総大将は倒せるのか?!
そして、この狂った島から脱出できるのか?!






どーなる?




つか感染経路がめちゃくちゃだYO☆




 

2007/08/26 漫画 連載中 Trackback() Comment(0)

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