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2024/04/19

シムラ、うしろーっ!!

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『マサシ!!うしろだ!!』/押切蓮介

『マサシ!!うしろだ!!』




 『マサシ!!うしろだ!! 』/ 押切 蓮介











パーオっ☆
ちょっとさ、あんまり怖いとフヘっ・・・フヘヘッヘってなるように、
恐怖と笑いは紙一重ってんで、そっこら辺の恐怖心を吹き飛ばす、唯一にして最大の方法

          「笑い」(バカパク系)

を武器に心霊系ホラーに全面対決を挑み、勝利を収めたにもかかわらず絵がスッゲ怖いっつー
ドナイヤネン、お前イッタイドッチ側ヤネン! サイコウじゃないかYO☆
といった、エキサイティング、そしてロマンフルなバカ話がベリーイカす素敵漫画。

まずね、幽霊だとか悪霊だとかね、ちょいスケルトンな不条理系かまってさん達とね
拳で語りあえちゃうとこが凄いよね。 おもっクソ!叩き込めちゃうから。

「マサシ!!うしろだ!!」
賃貸アパートの一部屋に取り付いて、そこの居住者に取り付き7人も殺した
シリアルキラーのなんだか失恋で自殺した女幽霊なんて
10分間の格闘の末、逮捕された挙句、裁判までかけられチャウからね!
いやぁ清々しいよね☆ さっすが法治国家・日本! それでこそだっ!
『マサシ!!うしろだ!!』/押切蓮介



取調べ官とかね、みてよ!
もうすっげホット! 漢っ!







「悪霊ドリル」「カースダイアリー」の皮肉濃厚なブラックで重い話も
笑えるっつーのがね! なのに幽霊、マジで怖いとかね! もう好きっv

「トイレまで4メートル」っつー怖いTVを観た後の
トイレまで辿り着けない一人暮らしの悲哀と恐怖、そして狂気を炙り出した名作は必見! 爆笑!!
あのテンパリぶりは身につまされるっつーか、ちょっと泣ける程共感できるっつーか・・・

===

 絵とかね、ブリっと人間時計っててもうズッキューン☆
 最高!ホント最高ッス!

 しかもこの作家、かなりの素敵人で
 WEBでも気合の入ったバカに情熱を捧げてます。
 友達と。
 ウハハッ、超ウケル!!
 すっげ楽しそうだよ、混じりてぇ〜。

 押切蓮介HP●カイキドロップ● 

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2006/10/07 漫画タイトル ま行 Trackback() Comment(2)

天使と悪魔のソナタ






『魔天道ソナタ』/ 天城 小百合『魔天道ソナタ』




『魔天道ソナタ』 文庫版1〜10 / 天城 小百合






今で言う、BLのかほり漂う、
天使と悪魔が出てくる異世界設定の
よくある、天上の者による人間ジャッジもの。


人間が死ぬ時にお迎えとして
天使と悪魔のペアがやってきて、臨終の儀をする。
という仕事をする、従来の悪魔像ではない悪魔と天使の話。


人間の死に際に接するという事から派生する、
ヒューマンドラマを追求するわけでなく、


当初、ラブコメディで走り出した天使・ミカエルにゾッコンvな
悪魔・フィラのイケイケ・どんどんラブモード with エロ 
を追求するわけでなく、
(まぁこれは時代柄しょうがないのかな・・・
今なら本番もアリなんだろーけど)


作者が余りページにて書き込む、自分の体調の悪化とともに、
なんだかどんどんシリアスかつ、愛とは?な展開になって、
あらあら環境を破壊する人間の存亡云々になっちゃったーよ。


っつー落としドコロがベタっつーか王道ながら、
最初の展開からはまったく読めない
(だって作者すら考えてないだろーからね。)
という、運命やら魂の半身やら、
乙女に耳障りのいいワード満載のファンタジー。




そういや、そんな話もあったっけね。と懐かし気分で読んでみたら、
作者の穴埋めページにギッチギチに書き込まれる「わたし」の羅列に
こりゃマジで病み病みですわい。とイタくなった、
ある意味正統派・少女漫画。





2006/03/01 漫画タイトル ま行 Trackback() Comment(0)

名前を呼んで





『MONSTER』 浦沢 直樹『MONSTER』


『MONSTER』1〜18 / 浦沢 直樹





良心の呵責というか、憐憫の情というか、
そういう人間だけが持つ心の微妙な動きといった
人間性というものを一切廃した人間が出てくる、
まさにモンスターとしかいえないような人の話。




無実の罪で追われる日本人医者テンマの
「逃亡者」ストーリーをベースに


才色兼備なスーパーフリーキー天才サイコ・ヨハンが絡み
ドラマ、サスペンス、アクション、ミステリ、悪政、恋愛が
しっちゃかめっちゃかに混ざり合ってもう、えらいこっちゃの混迷ぶり。


今まで培ったハートウォーミングな話や
戦闘技術をたっぷり詰め込んだドッキンドッキンな展開に
「キャー!どーなんのー?テンマーっ、テンマーっ!」と最後までハラハラ!




「511キンダーハイム」っつー悪趣味丸出しな
独裁国にありがちな薄暗い施設がもう、ゲーっ!!
まぁ多少なりとも合法非合法問わず、
どこの国にもあるだろー現実感を彷彿させて嫌。




ヨハンのモンスターぶりについては、
天性、環境と意見が分かれるとこだろーけど、
まぁ圧倒的に加害者なのは間違いないんでね。




真実を求めて逃亡するテンマのドラマは当然の如く面白いが、
テンマの婚約者だった教授の娘で、
いけ好かない女エヴァの逆噴射ぶりが壮絶!天晴れ!
いみじくもエヴァの名前通り「女」そのものぶりがもう、すさまじく素敵v




テンマが次々と巻き込まれる犯罪といい、テンマを追う偏執的な刑事といい、
すべての元であるヨハンといい、ヨハンの双生児ニナといい、
その他登場人物も全員分厚いので
読み応えありのハイクオリティなアクションサイコサスペンス。


そして散々っ!やり散らかしたヨハンが
「はい、おしマイケルv」って終わらないのがまたイイっ!!





ガビーンっ!リセットーっ?!!



2005/12/03 漫画タイトル ま行 Trackback() Comment(0)

世界の ヒゲ 博覧会



おうっ!店頭で目が合った際、衝撃が体を走り抜けました。
ま・・まさか・・・よもやお前とまたもや!会おうとは・・・




『真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん』/しりあがり寿



真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん /しりあがり寿『真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん』




恐るべし、メディアメジャー効果!


CDでいうなら、今回も捨て曲なしのパーフェクトアルバム!
毎度毎度の小汚い絵にもかかわらず、目頭が小春日和です。


相変わらず、弥次さんは無神経で青ジョってて、軽率な言動が多く、
喜多さんは、乙女で神経質、半径1m以内の少女な世界観の中に生息。


そんな愛し合う2人が、一緒にいてもうどれぐらい経つのか、どこに行くのか、
明確なモノは一切持たず、どこかわからないトコをフラフラと彷徨ってます。


確かなのは2人の愛情だけ。
今回も、2人の愛の炸裂ぶりに、へへっ、目から汁が・・・・
なんだよっ、雨かい?前がボヤけて見えないゼ・・・




弥次さんの軽口を真に受け、
「おいら、弥次さんに愛されるなら失われたっていいよ」
と、身を隠す喜多さん。




「それは羞恥心や、道義や、家族や、信頼や、
いろんなモノ失って、やっと手に入れた大切なモノなんだ」

と、失った喜多さんを追いかける弥次さん。




「愛してる!!心の底から愛してるとも・・・」
と疑心暗鬼な喜多さんを諭す、昔に失った弥次さんの童貞。


(って文だと意味不明だけど、迷わず読めよ、読めばわかるさ)





暗喩が冴え渡る、不条理ギャグワールドミーツ純愛な
しりあがり寿 世界にウットリしんみり・・・・vvv




素顔の表紙と帯についたヒゲ、
中表紙の盛りだくさんのヒゲもゴキゲン☆





でも、ジョリジョリはいやぁ〜☆




2005/11/03 漫画タイトル ま行 Trackback() Comment(0)

苛烈なるジャッジメント



当初、喜多さんのヤク中を直すべくお伊勢さんを目指していた、
ラヴvカップル・弥次さん喜多さんのまさか!の番外編。




『真夜中の水戸黄門』 /しりあがり寿




真夜中の水戸黄門 /しりあがり寿真夜中の水戸黄門




日本一有名なセカンドポジションの男 
水戸光圀 に仕えるスケさん カクさんとして
身もふたも無い終末に向かい諸国漫遊の弥次&喜多


相変わらず、弥次さんは俗物チックで喜多さんは乙女チックなまま
2人に輪をかけて厄介な太鼓腹の自己しか持たない黄門様を連れて
あっちこっちで、血飛沫と悲鳴にまみれた世直しを展開。




その果断ぶりは半端じゃなく、イイも悪いも細かい判断するのも面倒なんで
いっそ、全消去しちゃえ!っつー「更地」方法。
ゼロがいいゼロになろう〜♪ってなまっさらぶり。



ってか、世直しをするっていうポジションが自己申告制なトコも、
大義名分を背負ってりゃ何、やり散らかしてもイイみたくなってるとこも、
現実を暗に示唆してて、社会派うんぬんとか良し悪しじゃなく
しりあがり寿 氏の強い意思がビシビシ伝わります。




全く、何一つ救いとかない話ながら、
弥次さん喜多さんのへっぴょんぴょんぶりとブラックな笑いで
そこまで酷い読後感になってないとこも凄い!


しりあがり寿 ホント凄ぇ!
社会人としてバランス取れてるトコがホント驚異的!
何を見て、どこに行く?




マジ、ついてきますっ!!!





2005/11/02 漫画タイトル ま行 Trackback() Comment(0)

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