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2024/04/25

腹を鍛えろっ!!






「グラップラー刃牙」 /板垣 恵介「グラップラー刃牙」



『グラップラー刃牙』1〜42 / 板垣 恵介





もーなんでしょ。
「最強!」「イチバーン!」を目指す、
ドンドンドン、ベタベッタな内容の少年漫画。


なんだけど!ありきたりっちゃーありきたりなんだけど!
その熱さたるや!爆笑必至!突っ込み必死!ってか、
もはやどこから突っ込めばいいのやら・・・ってな具合の炸裂ぶり!




えーと・・・みなさんご存知のあの日本一有名な
セカンドポジションの好々爺「水戸光圀」、
あいつが何故老体に鞭打って放浪してたかというと!なんと!
徳川の命により、荒れた世を治めるべく、
全国の武芸者を集めてトーナメントさせる為だった! 


ズッギャ〜ン☆




そして、そのアンダーグラウンドなイベントは今も脈々と続いていて、
現在は東京ドーム地下6F()にて知る人ぞ知る
「なんでもアリ」の格闘SHOWに!


そこで繰り広げられる霊長類ヒト科を超越した試合の模様を
主人公・範馬 刃牙(ハンマ バキ)を中心に流す感じなんですけど。




もーね!出てくる格闘家(?)のキャラの濃い事濃い事、煮詰めすぎだから!
空手、柔道はもちろん、ヤクザ、暴走族、力士、医者、
サル(爆笑)蛇(ギャハハっ)とかもーホント思いつくまま、暴走超特急
途中下車禁止!の勢いだからね。タマランったら!
もちろん、即、試せるような技やら、技のウンチクやらもてんこ盛り!




人から逸脱した、規格外の脳みそまで筋肉な人たちがわんさか出てきて、
あれやこれや、笑かそーとしてんのかっ?!ってな技を次から次へと披露。
勘弁してくれーっ腹がーっ!腹がよじれるぅ〜。と涙目ですよ。


素手で戦場をウロウロしてたり、指で人体の腱を切ったり、
崖から転げ落ちてみたりとまぁ、バカ技満載ですよ。
やりたい放題のハッチャケぶり。ツッコンだら負けですよ、むしろ。




長編ながら、文字量の極端な少なさと(だって内容ないからね)
右脳に働きかけるテンションの高さで
一気に笑い転げて読める1品。ウハハ。


マジで、プリプリの肉絵と悪趣味な服に「うっ」と詰まりがちだけど、
女性陣必見っ!の面白本。





こんなもん読んで大きくなったら、そら男はバカだよなぁ〜。




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2005/12/09 漫画タイトル か行 Trackback() Comment(0)

極めんっ!バカ道!



素敵な会社を見つけました。ウフフvv
多分、現代の桃源郷でしょう。




あれば





大手家電でバカの限りを尽くして働く
キング オブ 中間管理職 課長を目指す
「課長補佐心得代理」の活躍をふんだんに記した馬鹿ストーリー。




『課長バカ一代』1〜7 /野中 英次






ってかね、この課長(正確には課長じゃないんだけど)ね働いてないのよ。
もはや、そんな事どうでもいいぐらい瑣末なことなんだけどね。


ホントにバカなのよ!
っていうか、もーアレですよ!
よくよく考えるとここん会社狂った人しかいないや、社長筆頭に。


そんな、愉快なもんキメてんじゃねーの?ぶりがゴキゲンな一品。



最近クロマティに怒られた「魁!クロマティ高校」の作者のヤツです。


そういや、クロマティといえば、高校の時にいた
色黒でブスでデブ、なおかつ思い込みが強く僻みっぽい女を



「鼻くそクロマッティ」


と呼んでいた事を思い出しました。
いや、鼻の下にでっかい黒子があったんでね・・・・


なんかさー、こいつがそっちゅう、事あるごとにつっかかってくるんで
頭にきて本人に「この、くそマッティが!死ねっ!」
面と向かって、このピュアな気持ちを打ち明けようとしたんですが、
その度に周りに激しく「勘弁してやれっ!お前は鬼かっ!」
と制止され(っていうかワタクシはサトラレですか?なぜわかったんでしょう?)
もう、コッチはプンスカプンプンっ=3ですよ。


どっちが、被害者だっ?!って話ですよ。
ッテメェ〜、売られた喧嘩は買い叩くぞ、この野郎っ!ですよ。


んまー、それにしても、あれですよ。
漫画のように「ブスで性格がいい」なんてモンは存在しないねっ!
いや、断言するよ!いねーよ、そんなヤツ。


だいたい、性格は顔に出るんでね、その顔がダメなんてぇのはもー
そりゃ、そいつの人間性がダメって事に相違ありません!
えぇ、ダメ、ゼッタイ!


あー、思い出したら何か腹立ってきた・・・
マッティ・・・顔は思い出せないけど、スッゲーブサイクだったのは覚えてる。


もの思う秋に思い出したのがマッティなんてっ・・・
どこまでも迷惑な女だぜ、くそマッティ!


課長バカ一代 のバカな課長補佐心得課長バカ一代 PC





2005/10/10 漫画タイトル か行 Trackback() Comment(0)

キっついケド、素敵




でも43,230歩下がってもそんな人間にはなりたくねぇ!
っつーような、キング オブ マイノリティ 薫 の話。


薫の秘話 / 松田洋子

『薫の秘話』 / 松田洋子





ちび、デブ、はげの3重苦を背負い、
なおかつホモ!しかも不惑の40!でニート!
な薫の、東村山での母親(72)と
2人暮らしの日々を綴るっつーしょっぱい内容!




病もちで思春期を過ごした人の視点からみた、斜めぶりが冴えてるぅ〜☆
微笑みいっぱいのヒネクレぶりが、いっそ清々しく心地よいです。



登場人物全員しょっぱくて、何かキメたかの如くぶっ飛んだ思考回路の持ち主。




そん中でも、一番ヤバいのはアンタじゃあ・・・
って感のする薫の母「橘 ちね」ですが、
なんっつーの?もーここまで母性丸出しだとある種の感動すら覚えるね!


ホント、愛情ってぇのは凄いや、両刃の剣もいいトコだ。
っつーか「母親」ってある種「神」だよね。比喩でなく。


誰かと自分に肯定されるべく、人が生きてるんだとしたら
薫ちゃんには存分にそれがあるので、
そりゃあまともな社会生活なんていらねーよ。
屁理屈こねる、ニートにもなるさ。自分しか見えねぇよっ!


そんな薫ちゃんの好き勝手な言動にもう、メロメロさぁっ!




漫画が好きなら、必見の一書!



っていうかさー、
薫ちゃんに似てるって言われてたら、人としてもう末期なの?




2005/09/07 漫画タイトル か行 Trackback() Comment(0)

麗しき『輝夜姫』





輝夜姫 のアキラ



どーでしょ?この絵!
メチャメチャ綺麗です、ホント、うっとり・・・。
少女漫画の
「現実逃避夢世界へのトリップ」装置として
ヒョードル並みの強さを発揮してます。そらぁもうっ3秒でK・Oさぁ!





てなわけで、やっと最終回を迎えた







輝夜姫 / 清水玲子




 『輝夜姫』かぐやひめ



 1〜27 / 清水 玲子











ご存知、かぐや姫伝説(羽衣神話?)をベースに
科学、軍、異星人、国家、恋愛、成長、謎の奇病、家族・・・etc
まぁ、ややこしい要素を、身の回りから〜非日常まで、絡めに絡め、
大風呂敷をドバーンと威勢良く広げ、人類愛を説いた超・力作。




突っ込む隙の無いほど、完璧な科学的根拠に基づいた設定
とかゆー話ではないが、
SF要素も含み、スケールはでっかい、でっかい!


だだっ広くぶちまけた風呂敷をどーまとめるのかと思っていたら、
「愛」に収束させるなんてぇのは、見事!
「!そうだったや!これってかぐや姫の話だったんだっけ!」
と最後で気づかせるなんてニクイあんちきしょうぶりがキラリ☆



まぁ、内容もさることながら清水氏の作品はその
超・美麗な絵を抜きにしては成り立たないでしょう!
見開きの戦闘用ヘリコもバッキンガム宮殿も、銃も、
も〜〜〜っ!!キレイな事!ウットリったらっ!
(ただ、虫とかはねー緻密に描きすぎてグロい ホント、おえっ!)



人物が綺麗なのは当然の如く、服もかわいいし、構図もツボを突いてんだわ!
動きがねー流れるようっつーの?ダンサーみたいなのよ!



とまぁ、漫画というメディアでは絵が重要な役割を果たす。
という、いい見本みたいな清水氏の作品。


清水氏のフォロワーみたいな小奇麗な絵の漫画家もちらほら出てきてはいるけど、
これまた、内容が追いついていない為「美麗絵・少女漫画部門」では
他の追随を許さず清水氏が単独一位を突っ走ってます。




必見!!




2005/09/01 漫画タイトル か行 Trackback() Comment(2)

プレイバック・思春期2




こちらも、最終回を迎えました。







彼氏彼女の事情





  『彼氏彼女の事情』 


   全21巻 / 津田雅美













甘じゅっぱい、ハイスコーライフを綴った少女漫画 。
アニメにもなり、海外でも放送してました。
(イタリアではタイトルが「ルイ アンド レイ」だった・・・気がする
っつーかどっちがどっち?ルイって・・・誰っ?!)




主人公 宮沢雪野(彼女)と有馬総一郎(彼氏)の事情を通じて、
友情、愛情、家族、恋愛、夢、現実、進路、焦り etc・・・とまぁ、
人生において体験するであろう大多数の感情を一時に経験してしまう、


ビックな関門「思春期」


を通過する少年少女の高校生活記。





高校生という、ちょっと視界が開けて自分では大人なつもりの 
実際は自分の飯代ひとつ、住む場所ひとつ確保できないキッズ丸出しの
自意識だけが肥大した、アンバランスな時期のやっかいな生き物を見守る
周りの大人の存在や、家族なんかもしっかり描けていて、
一元的なペラいトキメキ恋愛ストーリーになっていない所が





少女漫画ゆえ、乙女の欲望と憧憬の産物なので
家に帰って


「タカシーっ!牛乳かってきてーっ!!」


「タカシーあんたはー!
洗濯物のポッケからゴミは取れっていったでしょー!」 



等 オカンに怒られる様子や、ましてや自慰なんて!な感じで
生活の生々しさは一切感じさせない小奇麗さ。



う〜ん・・・ドリーム。花とゆめ 
(あ、因みに「タカシ」なんて出てきません)




最初のポップなノリから一転、後半になっていくにしたがって
テーマが重くドラマチックになって行き、最後は目出度い大団円 。
なので、読みごたえもあって一気読みにもってこい!




この夏、大人買い !



2005/08/14 漫画タイトル か行 Trackback() Comment(2)

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