[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
「東京ゾンビ」
『東京ゾンビ』/ 2005 日本
ブブッ!
この映画の勝因はなんっつっても、その配役!
←どーよ?コレ。
みんなのあっこがれの兄貴!
チンピラときめきの渋兄貴!
強面?なのにデジダリックハイトーンヴォイスの兄貴!
漢なアニキぃ・哀川翔がね!
大胆なつるっぱげ!のヅラをかぶってくんずほぐれつ大奮闘!
ホモなら、それだけでご馳走サマvな程の体裁きを
惜しげもなく、ふんだんに、テンション高く、剥き身ハゲで披露☆
燃えるゴミから産廃、死体までとりあえず要らないものを全部捨てちゃって
結果、登場したダーティースポット・黒富士。
そっから、ある日ゾンビがにょっきり登場!
あぁ、死の山から生命が・・・っ。命の息吹が・・・・
芽吹いたヨv 芽吹いたヨv
と、いう生命賛歌ではなく、
その生肉大好きーvなゾンビが東京を喰らい尽くす!っつー話。
つるっぱげの柔術最強主義者のミツオ(哀川翔)と
ミツオを慕い、柔術も教えてもらってるいささかヨワイ子のアフロのフジオ(浅野忠信)
消火器工場(←これもよくわからん)で日がな一日柔術の稽古に明け暮れる2人、
これまた、どんだけ練習を積んだか知らねぇけど、サマになっててさー
まー黒富士産のゾンビにそのスウィートホームを脅かされたもんだから、
じゃあさー、男はさー最強を目指すじゃん?
そしてさー、最強といえば、柔術じゃん?
柔術っちゃーさー、ロシアの方にサンボっつーのが、アレ、気になるっつーか・・・
ってんで、ROAD to 最強! ROAD to ロシア! を目指して
ゾンビ渦巻く街を北に向けて出発するや否や、フジオとミツオは哀れ生き別れに!
2人の絆の行方は・・・?!
ってな訳でね、ハイキー・バカパクなルックスでキメてくる
哀川ミッチャンはもちろん、素敵なんですけど、
違う部品つっこんじゃったかな?って思わせる
浅野フジオの弱い子ぶりがもーコレ素敵で!メッチャ輝いてる!
ん〜チャーミングだよー、いいね、いぃね〜vって感じでヴェリィイカす!
漂うB級のかほり、ソレ伸びすぎーなゆっる〜いギャグ、
濃厚なマニアックぶり(これで結構ロメロゾンビの世界を下敷きにしてるのが)に
2人の絡みたるや、これはもう、役者のマリアージュや!(って全然比喩じゃねぇ)
無駄を楽しむ事が贅沢。っつー貴族的発想映画。
うん、ガウジャス☆
-
「バトル7」
『バトル7』 / タイ
またもや!馬鹿の宝庫タイランドから、
綺羅星の如きバカ、そうBAKAの新星がサクッと登場!
脳みそをふやかして観るにはもってこいの
ヘヴィー級アクションコメディ ナンプラー味。
もうね、言葉は意味を成さないっつーか、
ロマンティックがとまらないっつーか・・・・
うん、Z級。
そのギャグが滑ろうが、
オサレ具合が奇天烈才サマだとか、
身もだえするぐらいダサかろうが、
目に余るぐらいの画像処理だろうが、
そんなのね、ちゃらへっちゃら! 何がおきても気分はへのへのかっぱ!
ベトナム戦真っ只中、米軍から枯葉剤をお宝と思い込み奪還する、
仲良し元タイ軍人チームとその周囲の人々のお話。
まぁ例の如く、いい感じに皆さん狂ってらっしゃってキレ者で、
これまた香ばしく気合が空回りしてらして、その滑稽さに頬が赤くなっちゃうv感じで、
敵アメリカ兵にいたっては現地でふらついてるのを適当に集めたが如く芝居が出来てない。
やる気とか見受けられないどころか、爆発する前に自分で飛び込む始末!
台詞は棒読みとか、学芸会なみにハジケテナいっつーか、とにかくまぁ目を覆う酷さ!
普通のセーターに勲章のバッチだのワッペンをつけてる将軍(よくいるあだ名のソレらしきもの)やら、
2丁拳銃とかね、なんか荷物の梱包用の紐で直に縛ってあるから腰から離れないしさ、
普通にムエタイ使いであるっつー設定に必要性がないとか、
閉じ込められた廃坑で枯葉剤を素手でこじ開けて直撃したにも関わらず平気とか、
数々のクレイジーストーリーに度肝を抜かれつつも、
何よりびっくりするのが、7人の意味が無いって事。
そして最後の最後、これまでの話なんて全部ひっくり返す、
っつか全然関係ない凶悪なオチにはもう、驚愕!の一言。
マジかYO☆ タイ人!
- のかっ?!
『SAW 3』ソウ3 / 2006
■公開中■
えー 1 と 2 を復習して完コンプして行くこと必須の、
ソリッドシチュエーションスリラーで始まり、
サイコビッチ・スプラッタで終わった
古今東西、電波はデンジャーという訓話。
1と2ではっちゃけてた豚のお面のアイツはだぁれ?!
とか
かろうじて生きてるヴィクティム達のその後?とか
何より何より、ジグソウこと末期がん患者のジョンの
ヒトトナリだったり、過去にせまっちゃったり、意外な手先の器用さ、
なんだかんだでタフさを見せ付けたりしてくれちゃう、まさにソウざらい編!
揺れる後継者問題や、介護問題、家庭問題なんかを取り入れつつ、
元被害者で後継者候補として、ジグソウ自らその陰惨ゲームの跡取りにとスカウトした、
元ジャンキー女・アマンダのジグソウも匙を投げちゃうその短慮なサイコぶりに、
あぁ、ドラッグは本当に神経を傷つけるんだ・・・(コレキッツいなぁ!)
と思わせる反面教師的効果を盛り、
生理的嫌悪感、肉体的苦痛をMAXにまで煮詰めた拷問致死器具に
人間の欲望に基づく工夫と創造性の果て無きを感じさせる
無駄に生きるな!命を大事に突っ走れ!そして愛なき者は去れ!
というテーマで一貫した、生命のキラメキと尊さに額ずく教育的映画。
ジグソウことジョンの、誰も頼んでないのに自ら課した
自分の仕事へのストイックさには感心することしきり。
生きろ!
-
『ナチョ・リブレ』/ 2006
――― いつか誰でも、何かを手に入れる為
体を張って戦わないといけない時がくる・・・ ―――
そんな時、お前は動けるのかっ?!
フルスイングできんのかっ?!
立ち上がれるのかっ?!
人の心の琴線に訴えかける人間賛歌のハートウォーミングストーリー・・・
では、全然まったく、これぽっちもなく。
自らJBを名乗る(間違っちゃいないけどさーガッツ溢れてて素敵ぃー☆)
Jack Blackの独壇場っつーか onステージなパフォーマンスと
その豊潤な実りあふれる肢体が激しく揺れる、ニッチな作品。
ダメ駄目な修道士が、これまた絵にかいたような貧乏修道院の子供たちの為、
教義に反しつつも、ルチャ・リブレっつー、メキシコでバカ人気のプロレスのリングにあがるっつー
JB好きvにはたまんねぇ、こたえらんねぇ設定。
ルチャ・リブレっつーのがKISSみたいな
はっちゃけた、ただでさえスメル濃厚そうなオス達
←こんなん が
ヤンキーのガキの間違った方向性のオサレ☆の様に
ベクトルを勘違いしたまま、際限なく突っ走った格好で
←こんな感じで大暴れする
バカをするにも容赦のないラテンの血を感じる
空中戦がウリのメキシカン・プロレスで
まーバイオレンスでバカザンスなSHOW☆
そんなキリスト教の教義とやらから観るのも増してややるなんて!以ての外!
それで日銭を稼ごうとするなんて、言語道断! 教えから逸れるなら餓えて死のうとも!!
ってな訳にはいかんでしょー。
孤児寄り集めといて、毎度ヘドロみたいなオートミール(マジ糞まずそう!)
ってな訳にはいかんでしょー。
ってんでリングにあがるは我らがジャック!
途中から、ジャンプ路線になり勝利を求め始めるのはオタンチンな我らがジャック!
心優しくないチャンピオンを倒すべく特訓を重ねるは我らがジャック!
走るジャック。
倒れるジャック。
闘うジャック。
歌うジャック。
キメるジャック。
セクシーショットで迫るジャック。
色んなジャックを楽しめる、ゴキ☆GENな映画
P・S
ジャックの歌は当然のごとく絶品です。
エンドロールの恋の歌はシビれるので最後まで座っとくよーに。
あ、あとナチョの恋する尼さんが、すっげー美人v
- っっエえぇぇぇっ?!????!!
ってな伝説に残るインパクトかつダッフンダな台詞と演出を産み出した
アバンギャルドな邦画。
「黒い家」
『黒い家』/ 日本
今さら宣伝するほどでもないぐらい、血肉に染み渡る国民的人気メニュー・カレーの売り上げを下げた、
ジャッキー似のサイコなカレーおばさん林真須美を彷彿とさせる
保険金殺人をテーマにした、激烈怖い原作「黒い家」by貴志祐介 を映画化したもの。
カレー事件より以前に書かれた原作が、本気で怖いので映画はとてもとてもシブいだろうと思ってたら!
ヤッてくれました!大竹しのぶ!
さすが!ガラスの仮面を被る女! グレイトっ!
細胞レベルでサイコな女に絡まれた、超ビビリでマヌケな保険会社社員・若槻の
降って沸いた災難に巻き込まれ型のパニックムービー。
コレねーどー考えたって原作において重要な要素の「匂い」を省いた時点で
内容的にはもうアウト!なんだけど、大竹しのぶを犯人に持ってきた時点である種、及第点。
保険金業界の裏側を見せつつ「心がない」っつー文字通り、真性の電波さんを扱った内容で、
サイコパスの怖さを魅せるっつーストーリーはともかく (だって原作には遠く及ばないからね)
何が面白いって、悲っ惨!な主人公若槻と、大竹しのぶの掛け合い!
後半、大竹しのぶ家に忍び込み恋人を探すシーンで、
関係者の死体&その他大量の死体を見つけ、超ビビリまくる若槻。
うん、怖いよね、マジ怖いよ。だけど、だけどさー震えすぎ!震えすぎだゼ☆
持ってる懐中電灯をカクテル名人よろしく、シャカシャカ・・・振りまくり!
光はチラチラしてうっとうしいし、乾電池はカチカチ言ってアッピールしまくりだし、
どんなに好意的にみても、忍び込んでる自覚が足りない。
そして、帰ってきた大竹しのぶが、真っ暗な家のブレーカーの電源を入れ電気がつき
つまびらかにされる室内、そこに映る元気よく動くバイヴ・・・・
意味わかんねー!っつかバイヴって電池じゃねぇのー? 電気関係あるのー?
そのバイヴが伏線になってるのか、なってないのか不明な迷クライマックスシーンでは、
取っ組み合いになり、殺すか殺されるかで大竹しのぶに馬乗りになられ首を絞められる若槻
首をぎゅうぎゅう絞めながら、我が身の正当性をとく大竹、口をパクパクさせ死にそうな若槻、
何かのスイッチが入った大竹、若槻に激しいディープキスを!
そういや、昔はキスを口吸いってゆったっけねぇ。と思うような見事な吸いっぷり!
えーん、怖いよー。文字通り、喰われそうだよー。
そして、興奮した大竹、殺そうとしてる相手を引き起こし、おもむろに自分の上着をまくりあげ、
「乳、しゃぶれーっ!!」
と絶叫!
あれ?日活のピンク映画?と錯覚するほど画面いっぱいに映し出される乳。もちろん吹き替え(笑)
そして、自分を殺そうとしてる相手の乳をシャブシャブちゅーちゅーしちゃう若槻。
挙句の果てに、ヘタクソーっ!と怒鳴られ、ガツンとぶん殴られる若槻。
もうね、ショック!(爆)色んな意味でショック!あれこれショックすぎ!
だってね、若槻、恋人とイタソウとしてちゅ−ちゅーしてたら、イッっちゃって
その場では恋人に慰められつつ、その後根に持ってたんかいっ!とチクリとヤラれたりして
結構、そっち方面ではナーバスになってるはずなのに、イカれた殺人犯にまでダメ出しされたら
もう、使い物にならないYO! ある意味殺されたも同然だYO!
その後も、テンパリ行動をとる若槻と、怪演を披露する大竹のやり取りは続き、
こえー、こっえー!と爆笑泣きしながら、職場の人間の無神経さに恐怖を覚え終了。
っはぁ〜=3
ブタってたら完璧だったんだけど、大竹しのぶはスゴイね!
そして、原作のノンストップホラーをここまで笑える話に変えちゃったのもスゴイ!
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |