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『ゲド戦記』 2006 / 日本
端的に言うと『ゲド戦記』最高!vvv
したたか爆笑!あのダイナミックな演出に!やるな、吾朗!
多分ねー、いい話と思って観たヒトはおかんむりじゃねーのかなぁ?
コレねー、まじめな話の皮をかぶった、吾朗のいたずら作ですよ。
いきなりオープニングで国政に励む親父を、物陰に潜み背後から刺殺した主人公・アレン。
挙句、帯剣していた刀を奪い取り、逃亡という強盗殺人を敢行。うーん大胆!
もちろん、着の身着のまま、無一文で家出っつー計画性のなさ(ここらへんボン性分丸出し)
狼?に集団で襲われ、逆ギレてるトコを大賢人ゲドに救われ、上げ膳据え膳のヒロインポジションに!
そう、どーみたってアレン少年は受け・・・いやヒロイン!
厄介な事情を抱えてるヤバ気な方が、よりヒロイン率が高いように、
アレンも、ドッペルゲンガーに追われてみたり、
精神が不安定だったりとそこら辺はバッチリ!
ジブリヒロインに必須の「高い塔から、キャッチミーvジャンプ☆」も、
「巨大生き物にライドオン☆」も「屑折れ失神」もモチロン「姫抱っこ」も
な・ん・な・く、クリア!
そしてね、案の定っつーか当然の如くっつーか、悪者のクモ様にさらわれる訳ですよ!
こっから!こっからが、吾朗マジックの真骨頂!
いやー、登場シーンから胡散臭かったクモ様がね、マジ凄ぇの!
新弟子検査に備えてシリコン入れちゃった?っつーぐらい頭が尖がってたからね、
あいつはヤル!やってくれる!とは思ってたけど、その炸裂ぶりたるや期待以上!
なんかークモさま当初は、まー雰囲気美人?闇系のタチ悪いスレンダー女だったのがね、
クライマックス、追い詰められて本来の姿に戻るんですよ、それが老婆。
で、老婆はいーよ、普通。だけどね、その老婆が!いつのまにかもの凄いガタイのマッチョ派に!!
アレ?なんか観てるアニメ変わった?っつーぐらい武闘派。胸に七つの傷とかあってもおかしくない。
ってか、アレは秘孔突かれてた。もう「うわらべっ!」とか「あべしっ!」とかなってた。
そして、野原で自分の歌を独唱してる暫定ヒロイン・テルーを浚ってアレンの前から逃げるんだけど、
それがねー徒歩!よっぼよぼのマッチョな婆ぁが、若い娘を抱えて1歩1歩ゆっくり逃走。
ボケたのか頭が悪ぃのか、追いかけてくるアレンに対して、城の階段丸ごとぶっ壊すとかゆー、
大技の魔法を繰り出してるのに、ヒーヒーいって徒歩で逃げるって・・・。なんかもう気の毒で・・・。
親父を殺し、今の今まで全力で現実逃避してたアレンに説教カマサレルも、聴く耳持つはずもなく、
魔法使いなのに、魔法使いのくせに!魔法使いの分際で!!!
テルーをフロントチョークで絞め殺すという荒業を披露!
もうね、白髭、限界でした。ここで笑いが堪えられなくなって連れを巻き込みました「誰コレっ?」(爆)
だってね、顔が老婆で体は70年代少年漫画の悪役の如きマッチョっ!
そして、少女にフロントチョークカマシてんだよ?!しかもそれで殺したし。
クモ様じゃないっ!こんなのっクモ様ってかジブリじゃないっ!どーみたってヤンマガ!座敷女だよ!
ホントこっからが大変で、すんごい静かな映画館で連れと2人笑いを殺すって必死。
腹いてーって我慢してるのに、画面では畳み掛けるようにクモさまとその他が大暴れ!
うわーっ!クモ様ーっ頭髪が抜けたーっ!!結構なバサり具合!!止まんねぇし!
ってか、エーッ!お前、龍だったん?!(じゃー最初っからさー助けようよ・・・)
とかね、もうメチャクチャ腹筋が痛ぇのなんのって・・・なぜ皆笑ってないかが不思議。
その後も、突っ込み待ちみたいなネタを連打してきて、チャンチャン−☆って終わるんだけど、
もーね、エンディングで♪こーころを何に例えよう?とかのん気コイてる場合じゃないから。
親父の傑作の名場面をね、これでもか!とばかりにフンダンに折込、なおかつパロって、
ギャグに仕上げジブリクオリティに収めるその手腕・・・っ!!!かなりの力量ですよ!
突っ込み必至なタイトル設定といい、なっかなかのクワセ者だぜ、吾朗!
なぜ、自ら茨の道を・・・?と思ったけど、結構なシタタカさと腹黒さが垣間見えて、
ちょっとWAKU☆WAKU☆ マジ次回作が楽しみ!
いやー泣いた。
COMMENT
- 私も観ました!
首輪属性+あの表情に、全国の腐女子のハートは鷲摑まれたかとっ(;゚皿゚)!!
ヱ?君、龍なん?とは誰もが感じた疑問かと思われます。
それに、ゲド弱すぎ。
姫か!?っつーくらい、役立ってないですよね。
- 違うよ!白髭のカマシじゃないよ!吾郎のカマシ(しかもハイパー!)だYO☆
いや、ホントねぇこれは必見!多分とらねこ3は楽しめる党だから!
親殺しの強盗殺人犯のアレンのノンキぶりと、周囲のネジゆるみぶりを
トクとご覧あれ!んで、TBしてしてー♪
- んねっ!あの顔っ!もーどうみたって誘ってるよね!
脳にお腐れ様が住むわが身としては、ちょっと前かがみでしたよ!
姫ーズv(ゲドとアレン)のキメへたれぶりといい、
女性陣の強面ぶりといい、攻め具合といい、やぶれかぶれさ加減といい、
ご、吾郎・・・?と胸キュン−☆と爆笑の嵐に翻弄されまくりました!
- ひぇー!!腹痛ぇ(爆)!!
私も白髭さんのレヴュ読んで、いきなり見たくなったクチです!
カラダが少年週刊ジャンプなクモさまのお声を当てるのが、
あの田中裕子女子デショ??
なんか、トンでも傑作の誕生かも〜??
宮崎家では母の権力が絶大なのかもよ、案外。
- こんにちは♪
TBありがとうございました。
そっか、吾朗氏のイタズラ作と見れば腹も立ちませんね!
あのアレンの首輪姿、ちょっとヤバいと思ってたんですよね〜(笑)
しかも起こった時の顔はいきなりウメヅカズオ風に怖かったし、どーなってたんでしょうか?
- TBありがとうございました。
DVDになったら・・・じっくり突っ込み鑑賞させていただきます(笑)
そっか、 試作かぁ・・・いたずらかぁ・・・
説得力ありますねぇ(笑)
- はじめまして!TBありがとうございます♪
映画そのものより、白髭さんの話の方がおもろい!!
楽しく読ませて頂きましたー(≧▽≦)
そうそう、クモはあー見えて男らしいですよ(笑)
- >Avich☆さん。
コーレーはねっ!マジ必見!
上記事以上に、突っ込むべき箇所がありすぎて、
吾郎とのサドンデスバトルの如き様相だから!
「おらっ!そんなもんかよっ!お前の本気はYO☆」って感じ。
白髭、吾郎に乾杯−☆です。ヤツは絶対狙ってるZE☆
- >TB&コメありざーっす!ミチさん。
ですよね!アレンのアノ首輪姿のしどけなさ・・・白髭マジ鼻血でした。
そんなプリティーvボーイアレンの顔にね、リアル顔しわとかマジいらねぇ。
アレンのつや肌を返せっ!アレンを大事にしないやつはキライだっ!
と思いましたよ。アレも吾郎の突っ込み待ち演出の1つです。きっと。
- >コメ&TBありざーっす!にゃんこさん。
いやいや、DVDと言わず、ぜひ劇場に!
吾郎のトリッキーパンチを喰らいに、大画面でクモさま鑑賞を!(笑)
かくいう白髭ももう一度(で済めばいいけど)行くヨ・カ・ン☆
- >スイさん、コメTBありざーっす。
そう、クモ様は登場からマッチョでした!
最初らへんに、窓辺でたそがれるクモ のシーンがあるんですけど、
まだ美人?スカシた設定にも関わらず、大またのガニ股で仁王立ち!でしたからね!
もう、雰囲気、台無し!女のコはムードが大事なんだゾ!ぷんぷんっ☆
って気になりましたもん。吾郎はやっぱ伏線張ってんだもん、見事!
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無題
- 白髭さんのレビューというか激烈カマシを真面目に拝聴しておりましたら、トンでもなく見たくなってきたオイラです。
完全スルーで、「はいね最高」と思っていたのですが、やはり見るべきかな。
白髭さんにもTB出来るしねー★*^^*
とらねこ 2006/08/28 02:41 URL EDIT RES