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「ホテル ルワンダ」
『ホテル ルワンダ』
知ってるかい?人間の愚かさを。
っつー幾度となく問われた事のあるテーマの
ドキュメンタリー風ヒューマンドラマ。
ルワンダっつー、特に突出した何かで耳にする事もない
貧民国、南アフリカの中でもまーご多分に漏れず貧乏っつー国の、
10日で100万人の虐殺があった事実を元にこしらえられた映画。
もーなんかー、貧乏と最悪の組み合わせ馬鹿の合併症をおこしてて
見てて痛いのなんのって。
もともと政権を取り、優位に立っていたツチ族。
ところが、諸行無常とはいったものでね、その勢いは失墜し、
現在、強力に政権を握り、数的にも圧倒的に優位に立つフツ族。
組み敷かれてた頃の恨み骨髄・・・ってな感じで、
フツ族はツチ族排除に常軌を逸した情熱を傾け、なおかつそれを実行。
ツチ族皆殺しだーっ!!ってんで活動開始。
公共のラジオではツチ族をゴキブリと呼び、フツ族の選民意識をあおり、
ツチを殺すことこそ正義!みたいな煽りがガシ流れし、
ひ〜とりにひとつづつ、切れの悪いナタ♪が配給され、アナログ殺しが横行。
常日頃、西洋人に差別されている鬱屈を晴らすかのように、
だから馬鹿にされるんだよってなフリーキーぶりで殺す、犯す、なぶるの
もうやりたい放題。人間の獣性むき出し。
そんな中、フツ族でありながらツチ族の嫁と家族を守るため、
心ならずもツチ族1200人を守る事になった、
もちろん白人経営の4つ星ホテルの支配人ポール。
そんなポールの奮闘ぶりや、西洋人どもの身勝手さ、
理性ではどうしようもない差別意識の存在なんかを織り交ぜ、
まーえぇ話的にストーリーは展開。
なんやかんやで、虐殺が横行してるのに見てるだけの国連平和維持軍や、
外国人のみ出国させちゃうぞ!な多国籍軍。
そして、ペンって剣より強いけど、被害者がアフリカ系黒人じゃーねー。
ってな感じの列強国メディア。
アフリカ系黒人はニガーですらねぇんだよ!と言わせたり、
脱出できるバスに小型愛玩犬が窓から覗いていたりと、
メッセージ色強い演出。
何よりパンチが効いてるのが、主人公ポールの妻タチアナの不細工さ!
もう何より信憑性があるっつーか、演技に厚みを出してるっつーか
泣き顔とか恐怖に歪んだ顔とかすげぇ説得力ある。
人の恐ろしさと時として見せるその精神性の両面をフューチャーした作品ながら、
実際は全てを金に換算できる、強欲派の西洋白人の気まぐれで国を支配され、
分裂させられたり、憎みあったり、
上手ぁく白人に逆らわないようコントロールされまくられてる
そんなアフリカ黒人の状況が何よりキツイ事実。
脱却するには何が必要なのか? 教育しかねーぞ。
←公式HPはコチラで。
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