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「その日の前に」重松 清
『その日の前に』 / 重松 清
アカン・・・・(号泣)
わかってる、狙いピンポイントなのは理解っていつつも、
ガシ泣き必至、涙と鼻水で顔面土砂崩れな、
誰にも平等にいずれ、そして必ず来る「死」をテーマにした短編集。
死を迎える人、残される人、そしてその後。
人生は死ぬまでの道程と、知ってはいつつも、
日常、常からそんなヘヴィーテーマを掲げ
命いっぱいフルスイングで生活してる人なんてまずいなくて、
幸か不幸か死を迎える「その日」を意識せざるをえなくなった人達の
病気、事故、大人、子供、夫婦、親子 いろんなポジションの物語。
短編集ながら、登場人物が繋がってたりして流れとしてもまとまってる感じ。
あざといまでに「死」を演出してるのはわかりつつも、
どっかこぎれいで、身近な舞台ながら画面の向こうっぽい空気感でも、
こりゃねーキましたわー。あきまへんわー。
まんまと転がされちゃったーって感じ。
いやーちょっと前までなら、鼻くそプッって感じだったんだろうけど、
加齢と共に涙もろくなってきちゃって、とうとうここまできたかーと
一抹の不安と感慨すら覚えるね。
保険とかねー、入っとくべきなのかなー?
2007/02/11 小説 Trackback() Comment(4)
COMMENT
- 花さん、コメありざーっス!
「きみの友達」・・・いやぁタイトルからして・・・(笑)
こんだけ泣かされときながらいうのもアレなんですが、
実はワタクシ重松、あんま好きじゃないんっすよ!
でも、花さんがそんだけお勧めなら機会があれば読んでみます!
因みに「疾走」はちぃとも駄目でした。むしろ鼻くそプーでした。
- そうなんですね。。。
私は、重松にはじめて出会ったのが「その日の前に」だったので、他の本も読んでみたい!と思って購入したのが「きみの友達」だったんです。
で、はじめは、きみって子がいるのか、誰かを指してきみと呼んでいるのか分からなくなって。
短編それぞれの主人公をきみと呼んでいて、最後は、最初のきみが主人公で、、、、。
泣きました^^;
- キョンバンワ☆ 花さん。
うーんそうなんっすよ。
つっても上記しか読んだ事ないんスけどね(笑)
いやー相当「疾走」がねー鼻について・・・ ムカついて・・・
でも「きみの友達」は短編だってゆーんで、図書館で探してみます。
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無題
- トラバ、有難うございます。
私も号泣しました><
あと、同じ重松清で「きみの友達」ってのがあるのですが、それもまた号泣です><
ぜひ、読んでいただきたいです!!(力説)
最後の一行、現実的な意見に納得です^^;
花 2007/02/16 22:18 EDIT RES