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2024/11/22

―― SPIRIT ――



『SPIRIT』
 / 香港・アメリカ


『SPIRIT』スピリット  ジェット・リー

最高っ!!
毛穴ダダッ開きの最強・武術映画!
スタンディングオベーション for 李 連杰(ジェット・リー)!


渾身の演技、気合溢れるアクションシーン、
そしてひさっびさの弁髪。(やっぱ似合うvv)
これが最後の功夫映画出演と自明するだけあって、
有終の美を飾るにふさわしい最高任侠功夫映画。


『SPIRIT』 フォ・ユァンジア 霍元甲


清朝末期に実在した、伝説の格闘家
霍元甲(フォ・ユァンジア)をモデルに
武に生きる男の生き様を描く、
中国人と功夫好きなら誰でも知ってる、
もう何度も使われたモチーフながら、
演者の魂がこもった演技とド迫力の格闘シーンでかなりの極上品に。




もーね、何はなくともジェット・リー!


とにもかくにもジェット・リー!


何がなんでもジェット・リー!!


謝々、ジェット・リー!!


自らの功夫映画の集大成、
そして伝説の人物を演じるというだけあって
その気合の入りまくった、まさに入魂の演技はもー熱い!灼熱!


高慢ともいえる自らの強さ信望で
天津一を目指す事だけしか頭にないフォ。
武の意味を説く父の教えも、強さの意味を説く母の教えも、
強さの生かし方を問う友の言葉も聞き入れず、
その短慮から全てを失い、初めて 武と強さ の意味を知る。


時代は清朝末期、列強各国に侵略され、
功夫を誇る武術大国であるはずの中国が、
セメント試合で西洋人に連敗を期し、
アジアの病人と罵られ国内に失意ムードが広がる中、
圧倒的な強さを誇り、マッチョな西洋人を封じ込めるフォは期待の星に。


それが面白くない侵略各国は、悪計を画策し、
フォ対4連チャンのガチマッチを開催


強さとは相手に勝つことではなく、己と向き合うこと。


「武」で人の為にできる事があるということを証明するため、
悪意丸出し、恥知らずなまでに作為に満ち満ちた大会にフォは出場。


『SPIRIT』 スピリット ジェット・リー


素手はもちろん、剣を持てば切り、
槍を持てばなぎ払い、三節棍を自在に操る
ジェット・リーの華麗な体捌きに鼻血吐血必至!
これが最後の功夫かと思うと目頭すら熱い!


実際に中国武術大会で5年連続優勝、
いまだもって記録破られず!という
リアル格闘家な李 連杰も髣髴とさせる、渾身の功夫に魂が吼えるっ!


そりゃーね、昔ほどのキレはないよ。ピーク時ほど速くもない。
でも熟練っつーか、先祖代々伝わるウナギ屋の50年モノのタレみたいに
一朝一夕では出せない味が、
そんじょそこらの腕自慢じゃ及ばない連杰風味満点だから。
その馥郁たる芳醇な味わいに、ホントK・O。 
マジカッコいい。 ああ成りたい。


大陸映画のお約束な貧乏と馬鹿を極限にまで高めた、
謎の乞食の演出や、基本的に人命にあまり頓着しない、
強引で無謀な設定 等、従来の突っ込み所も織り込みつつ、
棚田広がる農村地帯の綺麗な風景と、
心温まる自然と共に生きる人達との心の交流なんかも
うまく表現できてて、ホント、カッキー功夫映画。


なのにさ!なのによ?


その雰囲気をブチ壊すかのように、
日本配給分はわざわざ映画用に書き下ろした曲を差し置いて、
どっかの日本人バンドの曲に差し替えられてる訳よ!
マジで最悪! 意味わからんっ!
ホント余韻もクソもねぇ 最後の最後で萎えるっつの!


霍元甲がゆってた


「復讐はいけない。憎しみは憎しみを呼ぶだけだ。
復讐ではなく自分を磨け。」



っつー台詞。中国人、聞いてっかー?偉大な先祖がそうゆってるよー。




ってか、世界中みな、再考必須。ホントに強くなきゃ出来ないからね。




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2006/03/29 映画 Trackback() Comment(11)

COMMENT

無題

- TBありがとうございました。
霍元甲の写真はじめて見させて頂きました。こうやって写真をみるとあらためて実際にあった事なのだなあと想いますね。

hal 2006/03/30  12:20 URL EDIT RES

無題

- TB&コメントありがとうございましたm( )m

久しぶりにリー・リンチェイ(この映画にはこの名前の方が合うような)の力の入る映画を観ました^^ 同じ彼のカンフーものの作品の中でも、肉体的・精神的に成長した作品になっていたように思いました!

cyaz 2006/03/30  12:26 URL EDIT RES

無題

- こんにちは!TBありがとうございました(^^)
いい映画でしたね。フォの心の変化は、見てるこちらまで嬉しくなりました(泣)
主題歌差し替えは、残念でした・・・。素晴らしい楽曲なだけに!!!
こちらからもTBさせて頂きますね♪

2006/03/30  14:25 URL EDIT RES

無題

- TBありがとうございました!
とても迫力のある感想文、拝読し、またまた
観たくなっちゃいました^^

すでに3回観たんですけど、リンチェイの
様々な動きを大きな画面で見る機会は
そう多くないですものね。
TBいただきます・・

パフィン 2006/03/30  16:25 URL EDIT RES

無題

- こんばんは!TBありがとうございました!
李連杰の最高傑作!

猫姫少佐現品限り 2006/03/30  20:43 URL EDIT RES

無題

- みなさま、TB&コメントありがとうございます!

> halさん
そうですよねー。写真の時代の人だけあって、ばっちり記録が残ってる分、
ホントにどんだけ強かったんだ?とかなり気になります。

>cyazさん
白髭、最後のクレジットで李 連杰ってみたとき、
うおぉっ!って思いました。当たり前の事なんですけど。
やっぱ、弁髪の時はリンチェイでいて欲しいです。

>空さん
フォとしてのリンチェイの演技はマジ光ってっつーか、気合ブリバリ入ってましたよね!
今まで演技を前面に打ち出してなかった分、今回は打たれました!
激怒して一瞬のためらい後、秦の息子を瞬殺するシーンのやりきれなさが好きです。

>パフィンさん
すでに3回って!(笑)凄ぇっ!
いや、白髭も見習って又行きます!やっぱ功夫は大画面じゃなきゃ!
李 連杰、入魂の最後の功夫映画ですから!居ずまいを正して目に焼き付けなきゃ!
返す返すも日本公開版はかなりカットされてるってゆーのが口惜しいです。

白髭 2006/03/30  21:04 EDIT RES

無題

- >猫姫少佐現品限り さま
まさに、その通り!!最高の弁髪姿でした。

白髭 2006/03/30  21:41 EDIT RES

無題

- こんにちは。
TBありがとうございました。
「本当の強さとは」というシンプルなテーマをキッチリ描いた力作でした。
おっしゃる通りやっぱり李連杰は弁髪ですよね!
「ワンス・アポン・ア・ア・タイム・イン・チャイナ」をまた久しぶりに観たくなってしまいました。

sabunori 2006/03/30  21:45 URL EDIT RES

無題

- TB&コメントありがとうございます!
これで最後のリンチェイ功夫映画とは・・っ!
映画の内容もあいまってリンチェイの少林寺〜今までとダブっちゃって
なんだか物悲しくなりました。ってリンチェイはこれからも元気なのに(笑)
「ワンス・アポン・ア・ア・タイム・イン・チャイナ」そう言われると白髭も観たくなりました。

白髭 2006/03/30  22:19 EDIT RES

無題

- TBありがとうございました。
ラストの歌は興ざめでしたね(汗)
いい感じで見てたのに、「はぁ〜〜〜?」って感じでした・・・

こでまり 2006/04/18  09:08 URL EDIT RES

無題

- コメント&TBありがとうございます!
ラストの歌はバンドにとっても、結構手痛い感じになると思うんだけど・・・
違和感だけしか残りませんでした。DVDではちゃんとしてるといいけど。

白髭 2006/04/18  11:56 EDIT RES

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