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「YASHA 夜叉」
『YASHA 夜叉』 1〜12 / 吉田 秋生
「遺伝子操作」とウイルスというありがちな題材を
取り扱いながら、スイスイよませ、かつプロットがしっかりした
ハードボイルドdeロマンスフルな規格外少女漫画・傑作。
沖縄の離島で暮らす小学生・静の
穏やかで太陽の匂いがする生活から幕をあけ、
一転、血と硝煙が立ち込める陰惨かつダークサイドな世界に引きずり込み、
最後まで休むことなくたたみ込むストーリーはさすがっ!!
遺伝子操作により誕生した人類を超越した能力を持つ双子「静と凛」
静はその生い立ちを産みの母に隠され、
研究所に見つからない様に最新の注意をはらわれ、
愛情に包まれ、環境にも恵まれて穏やかな幸福の中に育つ。
研究所から母が逃亡して以来探し回る、雨宮に見つかるまでは。
凛は受精卵から誕生した「新人類」として
日本国内で絶大な力をもつ雨宮家のカードとして
当然の如く肉親愛などには恵まれず、
その能力を最大に発揮できるような教育を受け育つ。
アメリカの研究所で誕生した「受精卵」から始まる、
権力と金、欲と愛情、に満ちた
サスペンスフルでセンチな内容にもードッキドキ。
人類に2人しかいないが、誰よりも憎く
誰よりも自分に近い 静 を憎悪する凛の葛藤。
双子ゆえに特異なテレパス能力を持ち、
お互いがダイレクトに理解できてしまうが故の理解と反発。
最高の能力を持ち、人類を掌握しようとする凛の狂気と絶望。
その凛と共にどこまでもあろうと決めた、尊
凛の心情を理解はできるが、大事な周囲の人を守ろうと凛と対立を決めた静
日本国内にも関わらず、バイオハザードや
パチパチドンドンな銃撃戦っつー非日常が舞台ながら、
骨子が「明暗をわけてしまった双子」に置かれている為、
足元がしっかりしてて、骨太。
しかも、墓に連れて行きたい超名作
「BANANA FISH」に出てきたシン=スウ=リンが、
大人になって出てくるオマケつき!
あいかわらず、ナイスポジションで
おいしいトコを持っていくイイ男っぷり! アアンッ///
「BANANA FISH」は越せない
(もう別枠だよ)ながらも、こーれーは名作!
さて、本当の夜叉は誰だ?
『乳輪部隊』
『乳輪部隊』 / 西家 ヒバリ+しりあがり寿
トホホなタイトルです。
サイケなジャケットです。
内容も力が抜けるような
えりすぐりのくだらないものばかりで、もう素敵っ!
古今東西有名どころの色んな、少女漫画を下敷きにして、
これでもかってぐらい、愛あるおちょくりをした短編がいっぱいvv
表題作の「乳輪部隊」は、
しりあがり寿テイストが強く、くだらなさ炸裂☆
敵のもとに侵入し、隊長の椅子の上に画鋲をしかける等の
リスキーな作戦を展開する、
選ばれし乳輪を持つ最強の部隊「乳輪部隊」!
毛をあつらえたモノの方が立派な「乳輪部隊」!
ブルースにとりつかれた少年・山田が
所属の合唱部の課題曲「どじょっこふなっこ」に、
世界初、前人未到のブルース魂を込めて、
朗々とソウルフルに歌いあげるジャニスな話。
どじょっこbabyっ!YeaHhhっ!みたいな。
クラッピョーヘンっですよ!
パリの優柔不断で、シリアスリー中毒患者のように
震えがちなハラヘリ恋人達は、
はたして、無事ご飯を食べられるのか?というミステリ色満ちた話。
エコエコアザラッキーなオカルト少女の話もありーの
これなくしては少女漫画は語れない!ギムナジウム話ありーの
もちろん、魔女っコな話だって欠かさねぇや☆
とまぁとにかく、ありとあらゆるジャンルを網羅した
キレとトロみのあるギャグ短編だらけのスペペ〜ン==3な1冊。
カッコいいぜ!
2005年の大晦日はザッピングに次ぐザッピングでした。
白髭、例年ゲロと反省にまみれ新年を迎えるのですが
(そしてもう酒は飲みません(泣)・・と誓いを立てマッハで破るという)
今年はその悪癖を断固たる意思で絶ち!
左手にリモコン、右手にモルツプレミアム(美味いよ)
心に花束を持ち、スタンバってました。
お目当てはもちろん、K−1 Dynamite!とPRIDE 男祭りです。
なのにーなーぜー?なんか全体通してあんまだったんだけど。
意表をついた拍子抜けぶり。
そりゃ「うぉおぉぉおっ〜っ!!」てなのもあったけどさー。
今回2つともメインがグダグダで「へっ?!」てな感じ。ビックリ。
『PRIDE 男祭り』
●マーク=ハントのタフネスぶりにはマジびっくりしたねー。
何アレ?怖ぇよ!
ミルコの踵落としの鋭さにも2チビリながら、
アレを喰らって普通にウロウロしてたからね!何事だよ!
決定打連発のミルコの打撃を何回も受けながら、あの不感症ぶり。
やってる方は嫌だろうなぁ。ホント、首の太い人ってスゲー。
ハント今回絞ってるよーにみえたんで、こりゃイケると思ったケド、
よもやミルコ相手にあーとは・・・どんだけ耐久性に富んでるんだか・・・。
軽自動車ぐらいなら、轢かれても平気そうだ。マジで。
●エメリーヤエンコ兄弟
兄・ヒョードルの比類なき強さはもちろん!
弟・アレキサンダーが兄ちゃんより頭悪そうな分、
ラフファイト強そうで今後が怖いけど楽しみ☆
最強兄弟対決とかスッげーみたいっ!!
この兄弟を生産した、
ここん家の両親とかってどんな人なのかが気になるトコロ。
●金子賢
いやぁ、その華奢ぶりにビックリしたね。普通ならガタイーなんだろうけど、
さすがに、格闘家に混じると細いわ、弱そうだわ・・・
大方の予想を覆す寝技負けにもビックりだね。
もうちょっと不細工とかだったら、
格闘技ファン(男)の「公開処刑されちまえっ!」っつー
非難の声も少なくて済んだろうケドね。
まぁ暴挙に変わりはないんでしょうがないけどさ。
もしかしたら、打撃とかで後味悪い後遺症とかを懸念した
ベネット側の親切か?とかチラッっと思いもしたんだけど。
なワケねーよな。だって審判にスッげー怒られてたし、
ってか、ベネット浮かれすぎ、
テンション高くてアホみたいっつーかアホだったし。
●吉田と小川
これさーメインってどーなの?
世紀の柔道対決とかゆーけど、なら柔道でヤレヨ。
ってか片方宣伝マンじゃん。
小川って今現在でも格闘家なの?
プロレスに思い入れの無い人から見たら、マジダサいんだけど。
なんにせよ、あまりにもチョボ臭くてビックリした。ヒドイよ。
『K−1 Dynamite!』
ヒドイなー、K−1。ドコに向かってる?
何が狙いだ?金か、金オンリーか?
ブタボノの試合がノーカットで、ホースト、シュルト組が編集って・・・
ってか、曙の臭そうな試合。最悪!なにあの体!醜いよ!!
立っても寝てもテクなしで、あるのは肉だけ。
格闘技云々の前に単純に醜くて嫌。
ボビーはすごいね、あの身体能力。
人種的な人体構造上のものがあるとはいえ、
半端ねぇ、身体だ。マジ素手で狩りとか出来そう。
本気で格闘技やりだしたらどーなんのかな??
すっかり赤貧ファイターが板についた、昭和テイストな所だけど、
今回も思い切りよくガッチョリなファイトスタイルがよかった!
判定なら、ホイスだろうけど、あの健闘ぶりとしかけっぷりには拍手!
なんで、いい加減「貧乏」をウリにするのはやめたげたら
・・・なんか哀れだよ、ちょっと(笑)
クリーニング屋さんの修行をしに日本へ来ましたとか言われてるし(爆)
ヒドイよ。ニホンジンデース。
武蔵にいたってはもう、本人からジャッジに至るまで
相変わらずのクソぶりながら、
サップのラッシュの出来なさにショック!!何あの屁たれぶりはっ!
ちょっとアンタ!南の血ぃ引いてんでしょっ!?
何か好きな分ダメぶりに衝撃が大きかった。
メインの須藤とKIDもなんかさー、拍子抜けすぎっつーか。
「えっ終わり?」みたいな
アレでメイン張るの?お金取るの?いいの?
確かにKIDは狙ってたし、速かったさ攻撃も!だけどさ!あんだけ?
須藤もスルーだし。全くもって意味不明。 酔いも醒めたしシラケタ。
ってか、矢沢はなんで歌いにきたの?しかもバラード。あの演出いらない。
こうして見ると、北と南の極端に気候が厳しく、
居住環境がハードな地域の人達が
猟奇的なまでに、そりゃあもう半端なく、人を超える勢いで、強いね。
今回、南の国のブラジリアン対決とかあって楽しめたんだけど、
実際、北と南はどっちが強いのかな?!
オイルダラーのアラブの王様がアブダビコンバットのついでに、
マジもんの『天下一武闘会』やってくれんかなー?
お願いします。
「ルナティック雑技団」
『ルナティック雑技団』 1〜3 / 岡田 あ〜みん
最高!
マイバイボーな一冊。
いつ読んでも、何度読んでもホントに笑えるという怪奇本。
(ってか岡田あ〜みんの作品は全てそう! すげぇやっ!)
学園の貴公子・天湖森夜(テンコモリヤ)の家に両親の転勤を機に、
同居する事になった星野夢見(ホシノユメミ)=☆
そんな、ラヴ・アクシンデント!WOW=☆アンビリーバボーな
セブンティーズ少女漫画な設定の中、
思春期の不思議を眇めてみたクールなギャグをまぶし、
これまた「学園のアイドル」やら「お金持ちのお嬢様」With執事
等スパイスの効いた定番の脇役を配し、
何百という単位の集団で集まり同じ事をするっつー
学校シチュエーションの不思議を
辛口なギャグの連打で展開する破天荒なラヴコメ。
スゴイのが、ラブコメとしても成り立ってる所で、
ギャグが切れてるなんてぇのは人間観察が長けてるってー事なんで、
そりゃーキャラクターもしっかりしてるワケさ!
だっからもー、それぞれが規格外に弾けててアホで素敵なんさ。
っつーか、微妙に「こんな人いる・・・」要素が誰にも混じってるもんだから
いつ読んでも、マジで面白いしね。
笑いのツボがたくさんあるんでドコからでもバッチコーイな勢い。
学園のアイドル 愛咲ルイの創り出す歌と妄想なんてもう、
胸キュンンン・・・っv失禁モノですよ!
「オレと一緒に暮らさないか?
白い壁に堕天使って書いて・・・?!」
「オレと一緒に旅に出ないか?
ズタ袋に夢をいっぱい詰め込んで・・・?!」
い〜やぁあぁ〜んっ!///
とまぁ随所に多分死ぬまでフッと思い浮かぶであろう、
名文が織り込まれてて、そりゃあもう、大変さー。
だって笑うもん、どこであろーと。
ページごとに悶絶する冴えたギャグはあるわ、
いつ読んでも笑えるわなんて名作は
めったにお目にかかれるモンじゃないんで、
ホントこれは読まずに死ねない!
今や、岡田あ〜みんが「りぼん」で連載してた事自体が伝説になってるわ、
本人が、毒の効いた作風で変態漫画家と呼ばれる事に嫌気がさし筆を絶つわ、
現在一切、再販や再録に関しても断固NO!ダメ、ぜったい!なスタイルで、
実は、3巻終了以降にもちょっとエピソードがあってそれを発売できてないのが
ホント、残念・・・。辛いっス・・・(泣)
国会図書館に行きたいよ・・・。
国会図書館の蔵書として「りぼん」があるんで、
それをコピーしたりしてみてる人とかいるんだって。
イイネ、そのフットワーク!そうする気持ち痛いほどわかるよ・・・!
だってすっげー気になるもんっ!!(号泣)
『When The Pawn...』
『When The Pawn...』 / FIONA APPLE
コーレーは!ずがんっ!と名盤。ヤラレたっ!!
ピアノのリズムと低音の声にイチコロ!ホント、マイッタ!ひと聴き惚れ。
白髭は、女性歌手の「オンナのあたしの恋と愛を歌う」みたいな
あたしがどーしたこーした、日がな一日恋してるワタシ、その心中っつー
歌詞がどーしても、ど〜しても!駄目で、
あまり女性歌手、得意じゃないんだけど
コーレーにーは、ホント参った。
いや正直歌詞はあんま・・・だけど、
っつーか、もう歌詞とかどうでもいいやってなぐらいに音がシビィっ!!
故・カート=コバーン(「ニルバーナ」)が「歌詞は二の次、まずリズム・メロディーありき」
みたいな発言をしてたのが、なんかわかったね!
(ニルバーナは音はもちろん、歌詞も好きだったし、
また占めてる割合が重要だったんで
その発言はどーなのよ?とか思ってたんだけど。)
とはいえ、歌詞もまた割合硬派?な感じの一本筋が通った恋愛叙情詩で
「うかつにアタシに惚れると焼けどじゃすまないわよ?(しかも第4度)
アタシ、嫉妬深いし、飽きっぽいし、でも泣き虫で、気まぐれなの。
それでもいーなら、腹くくりなさいよ。なんにも約束なんてないけどね。」
っつー、スタンスの恋愛ソングがまぁ綴られてるワケですけど。
まぁ、アタシが語るアタシの恋愛。っつーセオリーな内容。
雰囲気、椎名林檎に近い。東京事変ではなくてソロ林檎。
何にせよ、この音の使い方はもう天才的。
声とあいまった演出の仕方が巧すぎ!
エモーショナル、メロディックでグラマラスなロック好きなら、
これ唸る。蜜入りだもん。
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