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なにやら、あちこちで災害が起きています。
アメリカで9・11テロが起きた後、
「こんな不安な中一人で死ぬなんて・・・っ!!」
という理由から、突如婚姻率が高まったそうですが、
(当然の如く、一定期間を置いて離婚率もあがった)
こういう、個人の力じゃどうしようもない災害を目にする度に、
「3時間後に死ぬとしても後悔しない様に生きなきゃっ!」
と痛切に思います。
どうせ死ぬ時はどんなにあがいたって1人なんだから、
生きてる間にやりたい事はやり尽くさなきゃ! と常に思ってはいるんだけど
大変とか寂しいとか「〜〜が」とか言い訳はたくさんできるんでね、
そーいうぬるい事をいわずに、倒れるときは前のめり!
な勢いで、常に挑んでいたい!とまぁ、そうは思うんだけど・・・・
という、わかっちゃいるけど・・・な甘ったれた性根をエグル、胸苦しい一冊
『上京ものがたり』
/西原理恵子
著者の西原氏が漫画家を目指し上京してから、デビューするまでの
まさに「苦節」というしかない暗黒時代を経て、
「絵」で食べていける様になるまでのいろんな話。
夢を追いかけるっつー本気でやればやるほど大変で泥まみれな行為の
ちょっと気を抜くと、わき道に逸れてしまう曖昧さを
ホントにやさしい言葉で綴ってます。
あまりにやさしいので、逆に否応なしに自分と向き合う事になり、余計にシミル・・・
あー痛い。
・・・おっシャーっ!がんばれ、オレっ!!(涙目)
あごがジュワジュワ 。
こちらも、最終回を迎えました。
『彼氏彼女の事情』
全21巻 / 津田雅美
甘じゅっぱい、ハイスコーライフを綴った少女漫画 。
アニメにもなり、海外でも放送してました。
(イタリアではタイトルが「ルイ アンド レイ」だった・・・気がする
っつーかどっちがどっち?ルイって・・・誰っ?!)
主人公 宮沢雪野(彼女)と有馬総一郎(彼氏)の事情を通じて、
友情、愛情、家族、恋愛、夢、現実、進路、焦り etc・・・とまぁ、
人生において体験するであろう大多数の感情を一時に経験してしまう、
ビックな関門「思春期」
を通過する少年少女の高校生活記。
高校生という、ちょっと視界が開けて自分では大人なつもりの
実際は自分の飯代ひとつ、住む場所ひとつ確保できないキッズ丸出しの
自意識だけが肥大した、アンバランスな時期のやっかいな生き物を見守る
周りの大人の存在や、家族なんかもしっかり描けていて、
一元的なペラいトキメキ恋愛ストーリーになっていない所が○。
少女漫画ゆえ、乙女の欲望と憧憬の産物なので
家に帰って
「タカシーっ!牛乳かってきてーっ!!」
「タカシーあんたはー!
洗濯物のポッケからゴミは取れっていったでしょー!」
等 オカンに怒られる様子や、ましてや自慰なんて!な感じで
生活の生々しさは一切感じさせない小奇麗さ。
う〜ん・・・ドリーム。花とゆめ
(あ、因みに「タカシ」なんて出てきません)
最初のポップなノリから一転、後半になっていくにしたがって
テーマが重くドラマチックになって行き、最後は目出度い大団円 。
なので、読みごたえもあって一気読みにもってこい!
この夏、大人買い !
あら、いやだ!観ちゃいましたわよ・・・・・・
『皇帝ペンギン』
/ 2005 フランス (日本語吹き替え版)
キャ―――――っ!!!
予想以上の可愛さに、もうウットリ・・・ 、ウットリさーっ!
知ってる?ペングィンってめちゃくちゃ綺麗なのよ!
南極で暮らす皇帝ペンギンの暮らしぶりを追ったドキュメンタリー映画
(要はNHKのゴージャス版だ でもNHKも負けてないよ)
ほとんどを海の中で暮らす皇帝ペンギン。
でも、年に1度の繁殖期だけは、
すべてのペンギンが固い氷の大地で繁殖生活を送る。
だだっ広い南極大陸のあちこちの海から、
ビョンっと飛び出てきたペンギン達の群れが
彼の地を目指して、ただひたすら歩く 滑る 転ぶ 歩く。
二足歩行でのたのた歩いたり、腹ばいになってダッラァ〜と滑ったり、
よそ見したり、三者三様、好き勝手です。
何をどうやって申しあわせたのか知らないが、
同じ日、同じ時刻にペンギン達は繁殖地にて一同に会します。
そのさまはもう、圧巻!ペンギンがいっぱい!!
パートナーを見つけて、交尾に入る準備をしなきゃなんだけど
ペンギンはメスが多いので、当然の如くオスを廻ってケンカが勃発。(ファイッ!)
短い手とぽよぽよのお腹でアタック&パンチを繰り返し、勝負をつけます。
(命がけでここまできて、
大怪我とか馬鹿らしいから激しく突くとかはない 賢いなぁ)
オスは事の成り行きを見てるだけ。
そんなこんなで、色々あって無事交尾は成功。
さて、ここからが正念場・・・・
みたいな感じに話はドキュメンタリーに進んで行くんだけど、
南極の風景 どっこまでいっても白で氷とか、オーロラとか、
夜空がめちゃくちゃ綺麗だとか、 ペンギンの愛らしさだとかを
すべて萎えさせてしまう程、破壊力のあるナレーション!
この、子供騙し(っつーかこんなんじゃガキだって騙せねーよ!)の
薄気味悪い擬人化した一人称のナレーションが全てをぶち壊しに!!!
・・・はぁ、勘弁してよ・・・・
なので、正直ドキュメンタリーとしてはNHKの方がうまいよ。
映像は凄いけどね。
それをチャラにして余りあるクソナレーションはいただけない。
造りこんだ子供声で、ボクタチは〜とか、もーゲッソリ。萎えるっつーの。
ただ、映像は綺麗なんでね。ホントニ。
ペンギンもホンット綺麗だし、赤ちゃんペンギンはもうすっげー可愛いし。
しかも南極なんて、そーは行かないんで、目の保養に、納涼にいーかな。
とーとー!終わりました。
『シガテラ』 / 古谷 実
ぐふぅっ・・・、ヤ、ヤラれた・・・
・・・・そーきたかぁ・・・・。。。。(涙目)
涙が出るほど、っつーか「ぁ痛っ!」 な終わり。
主人公、オギボー(男)が高校生から、
社会に適応した普通の社会人になるまでの、
リアル・りある・リアルな過程を辿る話。
多分これが「小説」でもったいぶって書けば、「文学」になるだろー内容。
爆裂大ヒット作「行け!稲中卓球部」を描いた人の作品だが、
「稲中」の頃から、かなりキツめに毒はまぶしていたものの、
「笑い」のコーティングで、そこまで生々しくはなかったが、
最近の作品にいたっては、毒々しいまでにリアル。
「・・・・見たの?」と思うほど、臨場感炸裂。
人間のダークサイドな面の描写はもちろん、
ポップな面やら、調子ぶっこきやすさ、ノリノリハッピーな浮かれトンチキぶりまで、
それがステレオタイプな性格の描写だけでなく、
男女とも、恵まれたタイプから、日の当たらないタイプ、病人まで、
凄まじいまでの、人間描写!マジで何でっ?てーぐらいの!
ホント、匂いさえ漂ってくるような、リアル人間ぶり。
あまつさえ、シチュエーションがキング・オブ・日常なものだから、もうっ!
響く!響くのよっ!もの凄く沁みて、痛いんザマス!
ドンドン凄くなる!作者・古谷 実 氏にはホント目が離せない!
終わってばっかだけど、もー次が楽しみ vvv
どこまで行くんだ??
「シガテラ」ってタイトルもいやらしい。
『天使な小生意気』 /西森 博之
独特な感覚を持つ、現在新刊が楽しみな好きな作家のひとり。
(「今日から俺は!」とかも描いてる人。)
子供の頃、魔本の中から出てきた、嘘つきの魔法使いに
「男の中の、男にしてくれっ!」
と頼んだところ、
「女の中の女」にされちゃった少年、天使 恵(あまつか めぐみ)
そりゃーもう、誰もが想像する美少女の鋳型のように美しく育ってます。
だけど、男に戻りたい恵は魔本を探して、
普通高校に相方 美木(もちろん可愛い)と共に転校。
その転校先の高校で、
超アッパーなお嬢様の上絶世の美少女、中身は男の中の男を目指す少年な恵
に惚れた少年達の成長やら、トラブルやらの王道ラブvコメディー。
と、まぁなんかありがちな話かと思いきや
あにはからんや、これがもうっ!面白いっ!!
主人公「天使 恵」(美木が大好きv)はもちろん、
相方である美木(恵が大好きv)、
恵に惹かれて集まった、
源造(バカ強なヤンキー 脳の回路が真っ直ぐ)、
藤木(普通代表と言い張る もう、普通じゃない人)、
安田(おたく 変態である誇りを持つ)、
小林(現代を生きる最強の武士(?!)を目指す人)、
なぜか、恵を目の敵にする桂子さま(パンチが効いた美人) 等その他・・・
のキャラクターが渾然一体となって、すっげー面白い!
話が進むにつれてメグがだんだん可愛くなっていくし!
なのに、おっとこまえだしっ!そりゃー惚れるわっ ]メロメロじゃいっ!
そのメグにふさわしい人間になろうと、
惚れた少年達もますますおもしろく・・・いや、かっこよくなっていくし !
友情、愛情、人情、てんこ盛りのまさにラヴコメディー!
少年漫画にありがちな、下半身狙いのエロシーンとかがなく、
非常にサッパリした、スカっと爽やかな気分になりたい時に、
もってこいな一品 !
めぎゅぅ〜〜っvvvvvvv
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