[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
気がつけば、もう10月(あわわわゎ・・・驚愕!!)
下半期もいいトコなんで、ちょっと自分に気合を入れようと思って、
「魂・浄化」作戦にでてみました。
がっ、
結果は惨敗。
「アシタカは好きだ、でも人間は嫌いだ。」
になってしまい、幻のアシタカを捜し求めて、
ますます深みにはまった秋の午後。
アンニュイとかほざいてんなよ、わしっ!
『もののけ姫』 /宮崎 駿
「生きる」っつー宮崎 駿 監督のテーマが炸裂した、
アニメという子供向けの甘い皮を被った、強力なシリアスムービー。
自然と人間の共生は可能か?そして、その方法は?をベースに、
いろんなポジションの人間と神様が出てくるアシタカ ミーツ サン物語。
キャラクターの造詣はもちろん!
絵はホント、何人の右腕が潰れた?っつーぐらいの艶やかさだし、
音の使い方がなんともっ!琴線っつーか涙腺揺らしまくり!!
シシ神の森の守護者である山犬・モロにはマジ号泣&心酔。
ほんとかっこいい!
そして肝心のシシ神はといえば、
んもー何事にも頓着しない超・マイペース。
さすが「神」!その悠然ぶりたるやもう、素敵っvvウットリさっ!
アシタカの人間の出来ぶりといい、エボシの腹のくくり方といい、
何度みても、毎回「くぅ〜っっ!!」と思うことのできる宝物のような作品。
宮崎 駿は間違いなく、哲学者!
難解で、もったいぶった言語を駆使して本に記すワケでもなく、
思想の高みから、人を見下ろしてありがたい訓示を垂れる訳でもないけど、
アニメーションという平易で、アートな物語に仕立てて、
その作品から、死生観なんかをにじませるなんてぇのは、もー
タダゴトじゃないね! 猟奇なまでの才だっ!
クソ難しい抽象的な事を、誰にでも分かる様に置き換える事ができるってーのが、
本当の天才だから、この人はマジで天才だ!
宮崎アニメの見れる時代の日本人に生まれて本当〜に良かったっ!!
もののけ姫
い、痛いよ・・・。。。ぅぐぅっ・・・
肘をコンクリートの壁の丁度角っこにゴズンとぶつけてしまい、
しばらく時がとまりました・・・・
こんな時ってアレですよ、
口からなにか言語未満のうめき声しか漏れないんですよ。
しかも、風呂上りタオルを取る瞬間だったもんだから、
当然まっぱ、クーラーは効いてて寒いし、利き腕は使用不能、
頭の水はじゃんじゃか垂れてきて目に入り、
ソフトコンタクト装備の視界はバンバカかすんでいくしで もう、
ワタクシ笑ってしまいました。鼻出しながら(微笑)
そんなこんなで、右ひじに切り傷と打撲をこしらえながら思ったんですよ、
コノ痛さって、何ガロン?
誰(格闘家)のパンチ、どんだけ分に相当すんの? と
そして、賢い脳でミドル級の選手の平均パンチ+2ぶんだとはじき出し、
ライト級でその衝撃に耐え、かつ倒れなかったタフネスファイターとして、
どーしても、許せなかったのが
『K−1』しょーもなかったなーっ!っつー事。
なんだよ、アレ!!もう、全然つまんねー。
最近K−1は見るたびに不快指数が増すんで(特に武蔵)
流し見だったにもかかわらず、十分に不愉快になれたよ。
そりゃーもう、舌打ちでタップが踊れる程に熱いビートを刻んだよっ!
もー、ボブサップさー好きだけどさー、ありゃないでしょ!
技のないモン同士ぶつけてさー、疲れきって動けませんって、
会場で見てたら絶対!「金返せっ!」だよ。
ホント対戦相手のブサイクさも相まって、不愉快な事、不愉快なこと!
ショウビズ失格!
唯一、トキメイたのが名前を忘れたんだけど、
かーなり、ガツガツファイターのロシア人っ!
コレだよ、コレっ!さすが狩猟民族っ!同盟すら守れないだけあるゼっ!!
やーっぱ、格闘技はあーじゃなきゃねっ!!
次の、試合が楽しみですばいっ!
近年、ぞっこんラヴというか、
ホントに目が離せないほど夢中な作家がいます
『中村うさぎ』
その人ですが。
もー、なんていったらよいのやら、
エライことになってます。この人。
ブランド物・ショッピングの女王として馬鹿ポップなカテゴリーでブレイク、
そのポップさや、キャッチーな文体の隙間から零れ落ちる病みの深さに
ズキュンっ!ズキュンっ!!なのよ。
もーね、女という性に生まれついて、
一度なりとエクスキューズを持った人なら、胸苦しさを覚えると思うね。
それを、自分を見るっつー、もー行く先は自滅しかない様な、
そらおそろしい行為で分析、実験していくもんだからアンタ・・・っ!
自分は何が欲しいのか?何を求めているのか?
名誉?賞賛?美貌?才能?女として愛されること?人として?
向かい合うと狂気に陥りそうなほど暴力的な ? に対して、
真摯に、それこそちょっとはさーなんか武器ぐらい持とうよ!っつー勢いで、
正面から取り組んで、血反吐を吐く思いで答えを掴み取る。の繰り返し。
っつー暴挙(もうねホント無茶通り越してるのよ)を求道者のように
ストイックにそれこそ、
左の頬をぶたれたら右〜ぃ、もういっちょっ!の勢いで
もういいからっ!もう、わかったよっ!!
と見てるだけの周りが泣きそうになる程の鬼気迫る感で追求。
そりゃーね、生きてりゃ誰がも思うよいろんな?を
でも、見つめ続けたらよけいに闇に囚われるって薄らぼんやりと理解してるから、
誰も、手をださずにヌルぅくスルーして行くのに、
それを、微妙な距離までやったのが無頼派とかいわれる作家(太宰とか安吾)
だけど、もーね全然!中村うさぎに比べりゃオコチャマもいーとこよっ!マジで!
うさぎ女王ったら、前人未到の獣道を素手で裸足っつー
無装備でわけいって行くもんだから・・・ 見てるこっちまで痛い(泣)
でも、誰もが知りたい事なのよ。そして、そこまでやれない事なのよ。
それを知ってるもんだから、ホントに無責任ながら目が離せない。
前人未到のまだ誰も見ぬ回答だから、
手に入れた人の(ここポイント。決してテメェじゃない)答えを知りたい。
そーいう、人心のいやらしい下心の念もあり、うさぎ女王はどんどん、
どこまでも遠い彼の地目指して突っ走って行ってしまわれます。
そんな、自分に手抜きなし!すべては自分の為!と
どこまでも、腹をくくった姿勢を貫き通すうさぎ女王にマジメロメロなんスわ。
ホント大好きなんで、死んで欲しくないのよ!
でも、この人からはとても破滅の匂いがするのよ、悲しいぐらい。
そして現在は「女としての価値」を確認する為、マジ風俗デビューも済み。
・・・・・身体張り過ぎだよっ!女王っ!!(号泣)
でも、そこまで真摯に自分のエゴと向き合えないチキンなわしとしては、
女王の道程と、その血反吐まみれの回答を、
対岸でハラハラ・ワクワク・鬱・鬱しながら、お座りで待つしかないのです。
女王の決して強い訳じゃない心と繊細な感受性を飲みこんで、
剥き出しな鋼の精神力に感服しつつ、
白髭もちょっとは強くならんと・・・と胸を掻き毟られながら、
今日も、中村うさぎから目が離せません。
ホント、すごい女です!この人!!
中村うさぎのエッセイ
DVDがね、そろそろ出るような・・・。と思って検索してたんですわ。
『YOSHII LOVINSON』吉井ロビンソン をっ!
そしたらっ!
したらばさぁっ!!
妻帯者で四児の父親でもある、吉井ロビンソンが渡辺真理と不倫・・・・
とか、出てくるじゃないのっ!!
ぅわおえぇっ?!不倫はともかく、
既婚者はともかく(いやこれもケッコー)
四児の父親
四児の父親っ?!
マジでっ?マジで?!ファンなら知ってるつもり?なの?!
びっくり!ビックリ傷心ですわい。
久方ぶりにハートブレイクホテルに泊まりましたよ。
何がびっくりって、4児っつー少子化という世の中に流されない、
ロック魂を彷彿とさせる、子沢山ぶりはともかく、
『at the BLACK HOLE』
『at the BLACK HOLE』 PC
っつー、世にも陰気な名アルバムをその環境でこしらえた事さっ!
繊細で、暗くて、切なくて、飢えた、胸を掻きムシるような絶品アルバムをっ!
ホント、自分インサイドに入り込んで鬱屈した、素敵内向アルバムなのよっ!
そんな、ディープインサイド根暗アルバムを、
妻と子(四児)アリ というなんともポップな環境で・・・・
どこまで、根暗よ?!
どんだけ、闇が深いのさ!
それか、陰惨系の創造をする人は、実生活は幸せそのもの という原理?
ほんっと、いろんな意味でビックリ。
そして、『吉井ロビンソン』検索中にみっけた、
こちらも病みが深ぁい感じの、パンチのキいた、オポンチサイト。
http://www.numeri.jp/text50.htm
もーね、腹かかえて笑ったよ!
対決シリーズがね、すっげー素敵!かっこいいよ!
父親ゆずりのクレイジーぶりを、余すところなく、遺憾なく発揮。
濃厚な醗酵臭がプンプンでクセになる事うけあいっ!狂ってるよ!
と、やっぱり吉井氏は、マイ生活にはなくてはならない重要人物!
である事を確認した、センチメンタルに手が届きそうな午後の4時でした。
・・・はぁ=3
んまぁ、なんてガウジャスなタイトルなんざましょ!
『花咲ける青少年』1〜12 /樹なつみ
タイトルに偽りなし!で、開花時期の!満開の!
美(←ココ重要)青少年が
これでもかっ!これでもかっ!と、あらゆるタイプを網羅して出てきます。
そのバリエーションたるや、乙女の煩悩の数の如し!
えぇ〜選べないぃ〜vvってゆぅかぁーみんな好き・・・・vv
リンダは困っちゃうし、秀樹は感激っ!
そのストーリーもまた、乙女心を激しく揺らす上質活劇。
いや、乙女なら+アルファがついて楽しめるというエンタメ活劇。
「アメリカのコングロマリット企業社長ハリー
の一人娘・花鹿に相応しい婿探し」
という、花と夢なピンク色のスタートダッシュを切り、
転がってゆく赤じゅうたんでは、
次から次へと、矢継ぎ早にエピソードが展開。
花鹿、小市民的日本ライフ。
婿候補達の垂涎ビップライフ。
オイルダラー王国の跡継ぎトラブルクーデーター。
とかもーハイテンション、息継ぎなしで面白いっ!
そもそもの始まりとなった序章編は、
古典ハリウッド映画のような上質かつ大人なラブストーリー。
なんつーか樹氏の短編は余韻が残るっつーか、後をひくっつーか・・・
とにかく、ムード満点!うっとりどっぷりなのさ。
主人公・花鹿が周りの美青年達にこぞって求愛されるも、
そこに読者の嫉み、妬み、僻み、がいかないように、
花鹿のキャラが凛としているのも、
求愛する青年達の美貌と背景がキチッとしている為、
白痴美でなく、人物の厚みが増しているのも、
(昨今流行の、イケメンなんていうチープな言葉は全くそぐわない!)
ぶん回しOKな頑強な舞台設定も、硬派な展開も、
少女漫画としてかなり規格外の大型だけど、
話の終息を、少女漫画として処理するあたりがもう最高!!
っつーか、目の保養、心の栄養、魂の滋養に!!
すべてを仕掛けた狸親父ハリーv
これまた素敵なのさ。
『花咲ける青少年』
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |