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薄暗いっつーか「ダークサイド青春」シリーズ第2弾
『ヒミズ』1〜4 /古谷 実
は〜っっ=3
こりゃまた、スゴイっすよ!
全然!悪くないのに!(ちょっとシニカルでダメなだけさ)
いや、むしろがんばってる方の
中学生が主人公の日常大破ストーリー。
義務教育中なのに、この陰惨ぶり!
平和ボケ大国日本で、キッズという身分でありながら、この悲惨ぶり!
低能ならまだしも、群れたり、シンナー吸い吸いラリパッパー♪とか
逃げたりできるほど弱くもなく、
なまじ精神力が強く自己完結してしまうもんだから、
そら、もう気がついたらドン詰まりっつー悪循環。
確かに、こんな状況では「自分を信じる」事をよすがにする以外
自己を律する方法はないけどさー。
なんか、プレハブに住んでる貧乏めな中学生・住田の
転落ぶりっつーか、後に戻れないぶりがもうっ、もうっ!歯がゆいっ!!
もうさー、お前さーちょっとは人の言う事聞けば?!
子供なんだしさー、もーちょっとさー、なんての?
ゆるくてEージャン、Gジャン、最高ジャン?
と、まぁ胸苦しくなるぐらい、切ないんですわ。
ごく普通の日常を渇望する住田に
メーター振り切れた、フリーキーな人間ばかりが接して来るのがね、
その、異常者がホントにリアル日常にまぎれてるとこがね、
住田に一片の救いもないならともかく、
回避の方法も救いの手も用意されてるのに、それを見れないとこがね、
そして、自分の境遇に巻き込みたくなかった大事な人を、
否応なしに巻き込む事になったトコがね、
最後の最後まで、ただひとつの望みもかなえられなかったとこがね、
「ぐほっ・・・ぶへぇ・・・っ」
はぁ=3 なんとも意地の悪い話。
っつーか、この作者の斜め素直な視点の厳しさにはもーマイッチング−☆
傾いてるならともかくオールグラウンドっすよ?シビレルわっ!
ヒミズ PC
何だかアンニュイな思春期真っ只中に読んで、
かーなーり喰らってしまった
『さくらの唄』1〜3 /安達 哲
・・・・・・はぁ、なんか悪意、ではないけど、悪感情がダイレクトに伝わる、
ダウナー系の湿った一作。
その湿り気ぶりたるや、涙から精液、体液、血液、リンパ液、とまぁ
もー体と感情を絞って出る、ありとあらゆる汁を煮詰めた濃さ。
正直、やや凹みな時に読んだら、さらわれたね。3日オチたよ。ドップンと。
高校時代っつー、青臭い時代の教室でのあれやこれやと、
子供という状況じゃどうにもできない、家庭環境のあれやこれや、
恋心と性欲のコントロールができないあれやこれや、
に、大人世界の金の力やら権力やらエゴやらその他イリーガルな世界の
ダーティー技を炸裂させた「この世は生き地獄」な内容。
もー設定からして、爽やかな要素のかけらもないけど、
不思議な事にホンワカな瞬間もあって、そこがまた、発火装置っつーか。
増進装置っつーかね。エグみを増しますわい。
激しい性的描写ゆえにそこが先行して話題にされがちだが、
この作者の凄いトコロは徹底した「偶像的女性像」の廃止にある。
この「さくらの唄」だけでなく、他作品にも共通なトコだけど、
(「幸せのひこうき雲」とかもエログロ闇まんてんだし。)
「聖女性」と「娼婦性」の2極どっちかでしか表現されない、
すべてのメディアにおける「女性」の表現が、
(残念な事に宮崎駿も手塚治虫もそーなんだよね。天才なのに。)
この人作品では皆無。恐ろしいぐらいなまでにリアルな女。
かなりキツめに描かれているとはいえ、一番現実に即した「女像」
これは全く凄い事だと思うね。
シビアすぎな気もするが、かなり稀有な才能。
シビアっつーのは女性像だけじゃなく、全部がそーなので
これでもかっ!!つー薄暗ぁい、ダークサイドな話が存分に楽しめます。
最後までね、救いがないのがね・・・・
投げっぱなしジャーマンかよっ!ちょっとはさぁ、・・・ねぇっ!
有害図書の名を受けて、危うく発禁になりかけた
今はもう絶版の名作をどーぞ!!
さくらの唄
素敵な会社を見つけました。ウフフvv
多分、現代の桃源郷でしょう。
あれば
大手家電でバカの限りを尽くして働く
キング オブ 中間管理職 課長を目指す
「課長補佐心得代理」の活躍をふんだんに記した馬鹿ストーリー。
『課長バカ一代』1〜7 /野中 英次
ってかね、この課長(正確には課長じゃないんだけど)ね働いてないのよ。
もはや、そんな事どうでもいいぐらい瑣末なことなんだけどね。
ホントにバカなのよ!
っていうか、もーアレですよ!
よくよく考えるとここん会社狂った人しかいないや、社長筆頭に。
そんな、愉快なもんキメてんじゃねーの?ぶりがゴキゲンな一品。
最近クロマティに怒られた「魁!クロマティ高校」の作者のヤツです。
そういや、クロマティといえば、高校の時にいた
色黒でブスでデブ、なおかつ思い込みが強く僻みっぽい女を
「鼻くそクロマッティ」
と呼んでいた事を思い出しました。
いや、鼻の下にでっかい黒子があったんでね・・・・
なんかさー、こいつがそっちゅう、事あるごとにつっかかってくるんで
頭にきて本人に「この、くそマッティが!死ねっ!」と
面と向かって、このピュアな気持ちを打ち明けようとしたんですが、
その度に周りに激しく「勘弁してやれっ!お前は鬼かっ!」
と制止され(っていうかワタクシはサトラレですか?なぜわかったんでしょう?)
もう、コッチはプンスカプンプンっ=3ですよ。
どっちが、被害者だっ?!って話ですよ。
ッテメェ〜、売られた喧嘩は買い叩くぞ、この野郎っ!ですよ。
んまー、それにしても、あれですよ。
漫画のように「ブスで性格がいい」なんてモンは存在しないねっ!
いや、断言するよ!いねーよ、そんなヤツ。
だいたい、性格は顔に出るんでね、その顔がダメなんてぇのはもー
そりゃ、そいつの人間性がダメって事に相違ありません!
えぇ、ダメ、ゼッタイ!
あー、思い出したら何か腹立ってきた・・・
マッティ・・・顔は思い出せないけど、スッゲーブサイクだったのは覚えてる。
もの思う秋に思い出したのがマッティなんてっ・・・
どこまでも迷惑な女だぜ、くそマッティ!
課長バカ一代 PC
日本って昔はホント八百万の神の国だったんだろーなぁと
だだっ深い森とか、
サファイアみたいな色の海とか、
「もののけ姫」とか見てたら ふっと思いましたわな。
そんな、神在りし国の頃、神と交流できた巫女(シャーマン)の家系である
現・シャーマンで名家の頭首、神事に事長けた剣の名手
布椎闇己(ふづちくらき)少年(16、7ぐらい?)を主役に
日本神話ぐらいの創世記時代までさかのぼり、古事記やらを紐解きつつ
オカルティック世界を、現代テイストで味付けしサクッっと読ませる1作。
『八雲立つ』1〜19 /樹なつみ
いんやぁ〜、面白いであるよ。コレは。
設定は現代なんだけど、過去編として弥生時代(?)ぐらいの話と
いったりきたりして、進んでいく話としての分厚さといい、
闇己の「子供なのに、大人にならざるを得ない環境」や、
「そこまで割り切れない葛藤」 とかいった心的描写といい、
昔から続く「袖振り合うも〜」な縁を象徴する 七地健生(友人)との絡みといい、
ここらへんの、孤高にならざるを得ない魂を救い上げる大事な人間 とかいう
関わり合いは「BANANA FISH」のアッシュと英二のようで、
非っ常〜に胸キュンっ!ってかキュ〜ンっ・・・なのよっ!!
少女漫画にしては、いささか登場人物の年齢が高めなんだけど、
ソッコがまたねっ!コレねっ!ねっ!!
樹氏の話は自立した人間を基にした上でのストーリー展開なので、
どうしても、そうならざるをえないのよ。
それでも、七地の包容力なんて大学生のモンじゃないけどねっ!何事よっ?!
とまぁ、骨太な話を軸に、少女漫画として課せられる使命はキッチリ消化!
・スウィートな恋愛話クリアー!もちろん、片思いアリマス。
・教室でのひがみ、妬み、羨望がらみの陣取り合戦クリアー!
・家族間での価値基準の齟齬から生じる不和もクリアー!
・学校に伝わる怪談もこれまたクリアー!
・あぁんvか〜わ〜い〜ぃ〜☆な 乙女心花吹雪なシーンもアリ
・そして、メインである純粋な「友情」話もクリアー!
(そこに辿りつくまでの友情と愛情どっちが大事なのよっ!といった
自立してなきゃどっちも無理だよ、ハニー 的なひと悶着もアリ)
まー、ほんと見所満載。あの世もこの世も大変ですわい。色々。
それにしたって、この話のラストのたたみかけにはヤラれる事うけあいっ!
くるっ!マジ、来まくりまくるよっ!
「アブバブバっ・・・ぐ、くらちゃん・・・・っ!!!」(ズキュンvv)
八雲立つ PC
母をたずねて3千里
名作「母を訪ねて三千里」でマルコがかじってた
固パンがとっても食べたくて!
だけど、あんまり売ってなくって!
(イタリアとドイツ旅行中に発見した時は、
はぐきよ裂けよっ!といわんばかりの勢いで食しまくりました。)
そんなら、作ってみれば・・・?と悪魔の考えに取り憑かれ、
とうとう、やっちまいましたわさ!
☆マルコのかたパン作り☆
そんでできたのがコレっ!
どーよっ!
とても初めてとは思えないこの出来!
すごいぞ、わしっ!
なんだか作ってるときに
「あれ?水気が足りねぇ(と水を入れる)」(レシピには水なんて書いてない)
「うわっヤベっ!どろどろだぁっ!(と粉、投入)」
とか、まーアバウト極まりない事を繰り返していたんで、
さすがに、出、出来るのか・・・・?と
片思いの少女のように「う〜ん、不安だけどドキドキv」でしたが
いやぁー、焼けた焼けた。
歯ぐきを切り裂く勢いの、表面の固いかったぁ〜いっ!
マルコのパン(模造品)がなんとか無事出来たよ!
さすがに分量がアレだったんで、とてもパンとは思えない重量感。
なんか、身が詰まってる感じ・・・うん、石っつか岩っぽい(苦笑)
でも、味はまぁパン。普通のフランスパンっぽいお味で美味でごーざーるぅ〜☆
『地中海手作りパンの旅』 /竹中 豊子
地中海手作りパンの旅
この本を見て、パン作り魂に火をつけられたワケなんだけど、
んもぉー、旨そうなのよ!どいつも、こいつもっ!こんチクショウっ!!
お店で売ってない、旨そうだぎゃー☆なパンが、
2つの生地を作る応用でこしらえられるというすぐれもの!
しかも、簡単だったよホントに。
毎日パン食の国の人間が、
いちいち分量をキッチリ守って作ってるワケないじゃーん♪
っつー勝手な考えの下、今回はまぁ図らずも(計らずも?)
適当メイクベーカリーになってしもーたけど、
今度はちゃんと本に書いてあるとおりの分量でキチンと作ろうっと。
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