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「トム・ヤム・クン!!!」/ タイ
やったっ!!!ヤラレタっ!!!
その熱きバカスタイルにカンヌも震えた・・・っっ!!
前作「マッハ!!!」での稼ぎを全部ぶち込み、
全身全霊を注いだとあって
なんて見事な!
後世に残すに相応しい、ストロングスタイルのバカ映画、ここに見参!!
トム・ヤム・クンっ!!!
取り戻したい愛がある、
取り戻したい象がいる・・・・
どうでしょ、この涙を搾り取るいキャッチフレーズ。
誰にだって取り戻したい象はいるからね。
ストーリーといえば、まんまその通り!
奪われた象を取り返す常軌を逸した冒険活劇。
何がすごいってね、極端に少ないその台詞!
(アクションは凄いのレベル超えてる)
俺の演技を見ろっ!いや、俺を見てろっ!!
と言わんばかりのその強引さに頬は桜色v
攫われた象を追いかけてタイからオーストラリアに入国してからは、
「象はどこだっ!」ってタイ語しか発しませんからね。
あとはかけ声。っつーか吼えてる。
トニー=ジャー? この人・・・ヒト?
もーね!サイコウっ!ヤバすぎっ!ヒーローですよ、まごうことなき!
今回は膝がブームらしく、えらい勢いで膝キめてきますから!
フレームインが見えないほどの速さの膝蹴りなんて当たり前!
ガラスも陶器ももちろんドアも、ぶち破れ俺のコスモ・・・じゃなくて膝っ!
ってな勢いで、喰らったほうが生きてるのが不思議なぐらいの
強烈なヤツをオ・ミ・マ・イ☆
思わずワタクシのジェリービーンズな唇からでさえも
「ぐほぁっ!!」って出てしまいます。
っつーか、前作でもその身体能力ってか体つきに度肝を抜かれたのに、
今回また更に!よもやのレベルアップ!
スーパーサイヤ人かよっ!っつー変化。
どこまで・・・どこまで虜にすりゃ気が済むんだよ、トニー=ジャー!
そのトニー=ジャーをフンダンに使った、
限度ってものを知らないアクションの演出にホント失禁寸前ですよっ!
タイ人凄ぇーっ!ハンパねぇっ!
多分競演した、タイ人以外のスタントマンとか
正直、ビビったっつかチビったと思うんだよねー。
なんつーか、さすが「今日の死体」っつー番組のあるお国柄っつーか、
人命に対する感覚がライトっつーかフランクっつーかとにかく突き抜けてる。
そんな人たちが寄ってたかって、
マジ凄ぇもん創っちゃおうゼ☆ってテンション高く、天高く、臨んだもんだから
そりゃー出来たるや、凡民の想像するアクション映画最高峰のななめ上。
4分近い長回しの1発撮り100人倒しシーンとか、
50人ぐらい連続関節ギメとか、
競艇並みに速いボートアクション(速すぎて見えないっつの)とか、
バイクに突進されてみたり
(イヤ普通に胸板で受けるって・・・どーなの?!)
蛍光灯でバンバカ殴られてみたり(だ、だ、大丈夫・・・?)
もー、挙げれば枚挙に暇がないほどの武勇伝の数々・・・。
最高!最高っスよ!先輩っ!
その他「アーっ!!」「ウァオーっ!」しか言わない強敵との遭遇
たまに「ホッホウー☆」と
ご機嫌なフレーズが飛び出すのはラテンのカポエラ使い
戦うためダケ!戦う為の存在だ!
といわんばかりの演出たるやザ・ン・シ・ン!
斬新過ぎて、涙が止まりませんでした・・・・
呑んで一晩中、熱く!アツク語れるほどの熱をくれる、
灼熱の男の人知を越えた、生命の神秘すら窺わせる
人体アクションロマン、最高峰! 必見っ!!
もちろん、NoCG、Noワイヤーアクション、Noスタント!
何気にメッセージ性も強かったりして!
ギャグも大味だったりして!
凄いんだからぁvvv
熱き血潮のバカどもに心震わせろっ!!胸躍らせろっ!!!
戸塚さんが、出所しました。
戸塚さんとは、人死にが出たバイオレンスフル私塾
「戸塚ヨットスクール」という
南風を感じさせる爽やかな名前のクズ強制所の塾長であるっ!!
いやー時期尚早だったダケでね、
戸塚方式は今こそ求められてる訳で
まさに時代の寵児!荒廃しきった現代に喝!
を入れるべく呼ばれた男・戸塚さん!
とはゆっても、戸塚さんだってもーオーバー60な訳で
気力も体力も限度があるんで
死ぬまでに戸塚スキルを貫けるか、
もーヤんなっちゃって投げちゃうか?微妙な感が否めないんですが。
こんな時こそ!こんな時代だからこそ!!
ポイズン・・・YATSURAの出番じゃねぇ?
こんな不安で心もとない空気を一蹴すべく!
今こそあいつ等の降り立つ時じゃねえ?
「魁!!男塾」
ズガダンっ!!
『魁!!男塾』1〜34 / 宮下あきら
数々の伝説と、典型と、バカと、必殺技を産み出した、
何より夢と熱さを教えてくれた、
男の中の男、必携の一代奇書!
バカの経典!
男塾塾長・江田島平八 率いる私塾「男塾」にて男を磨き、
真の漢になるべく日夜愚行を繰り返す、
バカのエリート、選ばれしオツムの弱い猛者ドモの
熱い熱い灼熱のストーリーっ!!
オツムの回線が故障してる集団ですから、
気力とか体力とかそりゃー根性とか
目に見えないけど、どっかから湧き出てくる
出所不明のパワー関係にいたっては豊富。
っつーか、なんでそーなるのっ?!ってぐらい溢れかえってる。
ってかね、つっこんだら負け!
ってなぐらい満遍なくワナが仕掛けられてるワケですよ、
例え死人が生き返ろうが(しかも1度といわず2度3度)、
なくなった人体の箇所がペロッっと復活してよーが、
少年探偵団並みのダッフンダー3なトラップに苦悩しようが、
宇宙空間をふんどし一丁で泳ぎまわろうが、
あまつさえ大気圏すら越えようが、
実は盲目だったとか、前歴不詳だとか、そもそもの存在が怪しいとか、
もーねそんな事、男だから!
それが男!だから、なぜなら男だから、気にしないっ!
荒唐無稽すら通り越して、
もはや一貫性すら感じさせるような熱でもって繰り出される、
きちがい沙汰にK・O!シビれまくりに、格好いいっ!!
登場人物全て、人外の生き物なんですけど、
一応高校生(プッ!)なんですよ、
そのティーン達が、流れついた最果ての末端学校「男塾」で
くんずほぐれつ友情の名の下に、命を賭け、
文字通り常軌を逸した拷問紛いの伝統試合とやらで
生きたり死んだり叫んだりしながら、その絆を深め、
ますます人道から外れてゆく・・・その様たるやノンストップ!
臨界点をとうに突破したバカぶり、
アホのアウトバーン暴走ぶりに、いっそ爽やかな風すら感じます。
そして最大のワナ・幻の出版社「民明書房」
どー考えてもありえない必殺技や名詞に信憑性を与えるべく
度々登場する、出典となる本の出版社。
必殺技やら、人名からもわかる様に
すべて駄洒落や当て字でギャグなのに、それに注釈をつけ
さも、リアルっぽく仕上げているというギミックに
騙された人が結構いたらしく、本気で架空の「民明書房」を探したという、
涙無しでは聞くに堪えないエピソードすら生み出した
対象年齢の読者層を嘲笑うかの如き、甘い罠。
スイートペイン。
漫画ばっかり読んでると馬鹿になるよ!
という親の説教の何倍も、ってか実際に痛い、痛恨の罠。
・・・ふふっ、流石だぜ塾長・・・
この世の事象は全て友情でどーにかなるぜ、押忍!という
どんなアッパー系を決めたらそんなパジティブシンキングになれるのか?
といった飽和した熱さと小賢しい常識なんて、ブチ破れ!
男なら出来る!といった男根主義ここに極まれり!な
スメル盛りだくさん、リンパ血液体液 大放出の雄・オス・押忍!な
リミッター振り切った熱い熱い物語。
今、日本に足りないのはこの熱さ、情熱だっ!!
なら、わしはいらねぇ!
多分、最強の生命体である 男塾塾長・江田島平八さん
マッカーサーとはステゴロで友情を育んだ仲。
因みに名台詞、いやすでに見えない力さえ宿った感のある言の葉、
「わしが男塾塾長 江田島平八であーるっ!!」は
ただの自己紹介ではなく、男塾・訓辞。
1から10を読み取る鋭いO・TO・KOを望む、
塾長の粋なはからいだと思われる。
『K−1 WORLD GP 2006 in アムステルダム』
ホームタウンデシジョン
この厄介ながらも、どうしようもない厳然たる事実。
同郷意識、同属意識からでる応援もアリなら、当然の帰結とゆーか。
でもさーアリャねーよ!せめて延長にしたってー。そうしてー。
ここまで客観性欠かなくってもよくねぇー?
このジャッジに対してのクレームつける機構とかってないのー?
それともアウェイで、KO獲れなかったバンナが甘いのー?
もーね・・・バンナ。
きっと、断腸の思いっつーか比喩でなく多分、キレてるね。
今回は煽りVで中途半端に家庭環境を持ち出しての、
お涙頂戴みたいな演出もなく
(試合中にコメントを求められ、やれ娘、息子の為云々・・・
と当たり前の事をのたまった安いセリフの娘っ子には腹が立ったけど)
バンナの飢えがい〜感じに回ってて、いい試合してただけに残念!
シュルトが新ルールにうまく対応した試合運びをしてたのにも、
(すげーなまだ進化中か!楽しみだよ!)
アーツが突如、シュルトとオソロイのパンツでホーストと試合したのにも、
202cmの聖ヒエロニムス似の巨人が出てきて、
なおかつ強かったのにもビックリ!
聖ヒエロニムス(未完) /レオナルド・ダ・ヴィンチ
サップ、敵前逃亡のため急遽コメンテーター予定のアーツが参戦!
っつーしょっぱい内容だったとは・・・
どーりで、アーツ、前回あんなに脂の乗った試合してたのに、
今回加齢っつー残酷さが沁みるよーな事になってたワケね。
ホーストにお疲れさん!だったワケね。
アーツ、なんかヤンチャな感じだったのにいつの間にそんな漢に・・・
シビィっ!
っつか、サップ!デートじゃないんだから!ドタキャンって!
怖くなったのか、引退試合の相手をするのが嫌んなったのかお金か知らんけど、
直前にケツまくって逃亡って、この状態を作るほうがすげぇよ。
マジ怖いから!
いや、マジでビックリ!がいっぱいのアムステルダム大会でした。
「悪魔で候」
『悪魔で候』1〜11 / 高梨 みつば
ザ・ベタな恋愛少女漫画。
なんのひねりもなく、
少女の欲望という名の暴走列車が爆走してるダケの恋愛モノながら、
このタイトルの語感の悪さはどうなのか?
ちょっと微妙じゃなぁい? 音的に。
まー作者がねベタな少女漫画が好きv
なんでそー描きましたというだけあって、
ホント、突っ込み所満載の「己の半径1m以内の世界で完結」な話。
主人公のオンナノコ・茅乃のグジッっとした
オナニーまがいの恋愛感情を中心に
話が展開していくというなんとも浅い、
いやライトに読める内容。
えー、茅乃の父親の事故死後、
女手ひとつで自分を育ててくれた母親がやっと再婚する事に!
その相手は自分の通う学校の理事長で、
学園のスーパーカッコイイv問題児・猛が弟に?!
しかも、その義理の弟と恋に落ちちゃったからさぁ大変☆
おかぁさんの幸せを邪魔したくはない・・・・
でもっ!この溢れる愛もホントウなのっ!!
とオンスポット・悲劇のヒロイン気取りで
四六時中ちょっとした事で泣き倒す展開に、
お約束の「無責任な恋の応援ならまかせといてっ!」な
女友達との友情アピールもあり、
ちょっとした家族ドラマもアリのきもち、ハートウォーミング系?
つかね!この茅乃が恋愛感情がらみで
バスケ部のマネージャー(出たっ!)になったり、
もう好きじゃないとかのおもっ糞個人的な理由で辞めたり、
やっぱりもう一回がんばりマス☆とかでまーたマネったりする
傍若無人ぶりを発揮するワケですけど、
どーなの?この無責任っつーか無神経ぶり。
いくら思春期とはいえ限度っつーもんが・・・
コレがね、スラムダンクなら、
マジでメガネ君の分!とかって殴られても文句いえないよ?
ってか、工業高校ならドテ焼きとか喰らいますよ。いや本気で。
とまぁ、全編通して恋する思春期の少女のサイコぶりが
如実に染み出る構成も見ものながら、
茅乃の服っ!服がね、これまたっ!
いるよ、こんな女はこーいう格好してるよっ!
っつー人格を的確に表した服装。
ちょいポチャめで、視野狭窄で無神経目の自分ヒロイン主義が好む、
柄on柄!古着テイスト!
この表現はどこまで作者が意識してるのか不明ながら、
この演出はパーフェクトに近いよっ!
対する恋のお相手の学園のプリンス・猛クンはといえば、
誰からも愛される存在を目指したという
作者の溢れんばかりの愛を注いだ上に、
亡きHideをモデルにしたとあって、
いやー、絵に気合が入ってる。っつかキャラ扱いが別格。
ブッキラボウで意地悪で、でも本当はやさしくって、
強いけど繊細で傷つきやすい・・・
そしてその笑顔でアタシを翻弄して、
でもアタシはそれがうれしくって・・・
ホント悪魔みたいな男の子v
・・・・なんじゃそりゃ!ダメだこりゃあっ!と思った人は正解。
でも、抜群にルックスがよく、
オラオラ系の男に翻弄されるのがタマランッvvvっつー
M体質の人は、いやぁ〜んv猛クゥ〜ンvvと悶える事必至。
いやさ、母一人子一人で、
おかぁさんの幸せ云々抜かすならバイトのひとつでもしろやっ!
猛クンの事を考えると勉強も手につかない・・・ってナメてんのかっ?!
生活の心配ひとつしない、
テメーがやれる最低限の義務じゃねーのかよっ?!
なぁっ?!
『ねこ神さま』
『ねこ神さま』1〜2 / ねこぢる
メジャーになってはイケナイものなのに、
うっかり!メジャーなってしまったアングラ作品。
アバウトで貧乏な神さまと
神さまの弟子の猫2匹が地上に降り立ち、修行中☆
といった字面としてはメルヒェンな香りを漂わせつつ、
あにはからやん底辺から見た人間の本質や社会の構造なんかが、
しわーく描いてあって、もろダウナー系。
いやぁ〜、ぢるってる!
一見POP☆なにゃんこの絵で緩和されつつも、
そのあけっぴろげなオープンスタイルの表現に、
お腹いっぱい通り越して喉いっぱい。
貧乏、差別、性、宗教、人種、欲望、
白痴、偽善、悪、病気、老い、暴力 等
直視するとそれだけでキツい事象が、
まざまざと抉る様に深々とかつペロッと描かれていて、
読む側の事情如何によっては、舌打ちモノのトラウマ級。
単純に、画面だけでも割と血飛沫飛びまくり系の出血大サービス派だし。
だ〜け〜ど!あくまでもギャグ、
お笑い基本の4コマなんでとっつきやすさもあり、
「見た目怖いけど、話しかけると案外やさしいヒトだよねv」とか
ほざかせるテイストもありーので、結構幅広い層でイケるっつー
受け取る側で重さが決まるブラックな本。
まぁ、読んでる当時からそんな気はしてたんだけど、
案の定向こう側へダイブしてしまい
(因みに「ねこ神さま・2巻」には、遺稿が収録)
現在、ねこぢるyとして、
漫画家の旦那がねこぢるの創作ノートを元に執筆中。
まーね、こんな風に世の中が見えたらあんまり居たくないだろうね。
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